『機動戦士3Dガンダム』(きどうせんしスリーディーガンダム)は、1991年、千葉大学の自主映画サークル「シネマウント・フイルム・パーティー」製作の8ミリ自主制作映画。パロディ・MADムービーの一種。第10回伊丹市グリーンリボン賞特選などのコンテスト受賞歴、招待上映歴を持つ。アニメ『機動戦士ガンダム』の第24話「迫撃!トリプル・ドム」における、黒い三連星がジェットストリームアタックを行うシーンを顔面塗装などの奇抜なコスプレで再現したものでオタク色満開な内容となっている。8ミリFILM全盛期の自主製作映画によくみられた、コマ撮りと呼ばれるフイルム撮影特有の特撮方法を使用して製作されており、音声はアニメ機動戦士ガンダムからそのまま使用している。竹下パフォーマンス秘芸・水戸黄門の竹下心也監督による機動学園ガンダムごっこ(1983年制作)と類似点が指摘されているが関連性はなく、別々のガンダム世代によって制作されたもの。2003年にインターネット公開され、2ちゃんねるを通じネット上に広まる。当時はストリーミングサイトも普及しておらず、ダウンロードによって公開された。動画自体に製作サークル名が入っていないため、別の大学や高校で撮影されたものと誤解されたり、「ガイナックスの社員の学生時代の作品らしい」という多くの間違った情報の書き込みがブログ等で散見されるが前出の記載が正しい。反響の大きさからダウンロード元サイトはまもなく閉鎖されたが、その後ダウンロード者の無断コピーが繰り返されネット上に広まった。コピーされた動画は海外へ広まり、2005年末にアメリカ人によって動画サイトYouTubeに無断アップロードされたが、逆に日本側からの視聴が集まり、最終的に200万近くのビューカウントを集めた。YouTubeが日本においてまだ無名であった時期(2006年1月~約半年程度と想定される)、Googleで「YouTube」を検索すると、YouTube本体のトップページを押さえ1位に表示されていた為、YouTubeという動画サイトが日本に普及した起爆剤となった一面を持つ。(mixiやはてなダイアリーをはじめ、多数のブログ上でURLが参照されたため、被リンク数からGoogleの検索エンジンが重要なページと誤判断したものと想像される。)また、当時2006年1月18日のはてなダイアリーの注目URLでは6位にランキングされている。(ライブドア強制捜査(2006年1月16日)直後の「ホリエモン社長日記」は同日のランキング7位)製作者は著作権の問題からYouTubeに対して削除要求を2度提出しているが、著作権者(サンライズを指すと思われる)の代理人である証明の提出や、映像の制作者本人である証明の提出等、困難な要求を求められるのみで削除に応じられず削除要求を断念しており、動画著作権問題で多くの物議を醸した黎明期のYouTubeの様子が伺える。(注:GoogleによるYouTube買収後、削除要求に対する正式な対応がなされており、問題となった本動画のURLは現在のYouTubeサイト上には存在しない。上記は動画著作権に対する対応が曖昧であった黎明期のものであり現在のものではない。)題材となった『機動戦士ガンダム』自体の世界的知名度も伴って、日本のみならず、アメリカ・中国・韓国等のブログ上でも多数とりあげられている。規模は定かではないが、世界規模のMADムービーであるという意味では珍しい作品(2008年6月現在のYouTubeサイト上にも上記の削除されたURL以外に6つ程度コピーが確認されているがアップロード者の国名は香港やカナダ在住となっており、日本からのアップロードは確認できない)。
出典:wikipedia
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