愛知御津駅(あいちみとえき)は、愛知県豊川市御津町西方松本にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。開業当時の駅名は、東海道本線の当初の敷設計画の経由地(旧東海道沿い)であり、駅設置予定地であった宝飯郡御油町(現豊川市内)の地名をそのまま採用し「御油駅」とした。のちに開業した愛知電気鉄道線(現名鉄名古屋本線)の御油駅は、当初「本御油駅」と命名された。その後、「御津」、「三河御津」などの駅名変更が検討されたが、御津だけでは茨城県の水戸駅と混同の恐れがあり、また旧国名をつける三河御津も、当時は三河大塚駅が存在しておらず三河三谷駅が隣接していたため、混同(「みかわみや」と「みかわみと」で一字違い)を防ぐため旧国名の「三河」ではなく県名の「愛知」の冠称を用いた。現在でも西側にある踏切の名は「御油踏切」で、当時を偲ばせている。明治末期には、豊川鉄道御油支線が計画されたが、結局建設されなかった。豊川市内のJR路線は飯田線のみであったが、旧宝飯郡御津町との市町村合併により、東海道本線に駅を持つこととなった。単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。単式ホーム(1番線)が上り列車専用、島式ホーム外側(3番線)が下り列車専用である。島式ホームの内側(2番線)は上下共用の中線となっており、主にラッシュ時の下り普通列車の待避線として使用されている。また、島式ホームの更に外側には留置線を有している。駅舎は単式ホームに接し、島式ホームとは跨線橋で連絡している。東海交通事業が業務を受託する業務委託駅で、豊川駅が当駅を管理している。早朝および夜間は無人となる。駅舎内にはみどりの窓口や自動券売機(TOICA非対応)が1台、簡易型自動改札機(TOICA対応)が設置されている。改札内にトイレがある。かつて改札外に東海キヨスクがあったが、現在は閉店している。「豊川市の統計」によると、 1日あたりの乗車人員は以下の通りである。2010年4月より御津地区福祉乗合タクシーが運行されていたが、市内バス路線再編により2011年11月から「豊川市コミュニティバス」となった。かつては、豊橋鉄道バス、名鉄バスの御津駅前バス停があったが、豊橋鉄道バスは1979年、名鉄バスは1988年に路線廃止となっている。
出典:wikipedia
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