『魔法少女プリティサミー』(まほうしょうじょ プリティサミー)は、『天地無用!』に登場するキャラクター・砂沙美を主人公としたスピンオフ・パラレルワールド・ストーリーのシリーズ作品の総称であり、これに含まれる各作品のタイトル。各作品において主人公を務めるキャラクター「砂沙美」が魔法少女として変身した後に名乗る名前でもある。発表時、既に人気を博していた『天地無用!』のパラレル作品ということで、数多くのメディアにて派生作品が製作されている。結果としてメディアミックス展開された。1995年 - 1998年にかけて発表。富士見ファンタジア文庫刊。一部作品は月刊ドラゴンマガジン連載。執筆・黒田洋介、挿絵・羽音たらく(スタジオオルフェメンバー)。設定およびストーリーはOVA - ゲーム版に準拠しているが、発表途中からスタートしたテレビアニメ版の要素が流入していく他、小説版が初出のエピソードが逆にテレビアニメ版に登場するということもあった。パロディ色が強い内容であり、様々な漫画・アニメ・ゲームなどから台詞や単語、固有名詞を引用している。魔法の国・ジュライヘルムは女王の代替わりの時期を迎えていた。最終選考に残った候補者は二人。一人は頭の中がドコまでも平和な津名魅。もう一人はジュライヘルムの将来を考え、執政に大いなる意欲を見せる裸魅亜。そして、最終選考の結果、執政官たちによって時期女王候補として選ばれたのは津名魅であった。そして彼女は自らの資質を執政官たちに示すために女王になるための「最終試練」を受ける事になる。それは異世界・地球において津名魅と「魂を同じくする少女」に魔法の力を与える事。そして、その少女が魔法によって世界を正しく導く事であった。最終試験の方法について、OVA版では「サミーゲージ」なる善行を積む事で値が増える判定機の数値を規定量以上のものとするのに対し、TV版では世界の善と悪のバランスを示すジェミニの天秤が悪の側に傾いているため元に戻す役割を果たす、と異なった形になっている。一方で収まらないのは裸魅亜である。ジュライヘルムの未来をマトモに考えず、アタマノーテンキで生きている津名魅に強烈な不安と嫉妬を隠せない彼女は、地球にいる自らの「魂を同じくする少女」に魔法の力を与え、津名魅の最終試練を邪魔をしようと画策する。津名魅と魂を同じくする少女・河合砂沙美。裸魅亜と魂を同じくする少女・天野美紗緒。普段は親友同士であるはずの二人は互いの正体を知らないまま、それぞれに魔法少女となり、戦っていくことになる。阿佐ヶ谷に住む小学生・萌田砂沙美は家の隣のアパートに住む苦学生・柾木天地に憧憬ゆえの恋心を抱く6年生。その日もバイトに明け暮れる天地のために弁当を差し入れに行っていた。ところが、突如現れる巨大メカ! 登場したのはナイスボディのおねーさん! いきなり現れたこの女性、惑星国家・清音星の皇女、天之川清音であった。彼女が言うには冴えないハズの天地が「宇宙一いい男」を探す機械に見事にビンゴでヒットしたと言うのである。かねてより「宇宙一いい男」を婿にしたいと願っていたわがままおねーさんの清音は、そのまま天地を誘拐。砂沙美は天地を助けようとしたが力及ばず、挙句の果てにメカの挙動に巻き込まれて命を落とす。死した砂沙美を救ったのは、幼馴染の家出娘である清音を追ってやって来た警察惑星国家・美星星の皇女にして宇宙の特捜刑事である美星であった。美星は清音を捕縛するために砂沙美に改造手術を施し、宇宙刑事として蘇らせたのである。しかし、辺境惑星に宇宙刑事を配備する事は惑星国家間の政事にとっては都合が悪く、また清音に事の仔細を知られれば彼女に余計な警戒心を持たせてしまう。そう考えた美星は砂沙美に「魔法少女プリティサミー」を名乗らせ、慎重に事にあたることにした。かくて、わがまま放題の「宇宙のお姫様」と愛しい思い一途な「恋する魔法少女」の天地を巡るバトルが始まったのである!どの人物も、作品により設定が異なる。なおラジオドラマ第1期は、天地と砂沙美が兄妹でないことを除いてOVAとほぼ同じ。「魔法少女プリティサミー」 作詞:枯堂夏子 作曲:松宮恭子 編曲:長岡成貢 歌:横山智佐
出典:wikipedia
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