周至県(しゅうし-けん)は中華人民共和国陝西省西安市に位置する県。旧称は盩厔(ちゅうちつ)県であり、1986年に改名した(盩・周はzhōu、厔・至はzhìで同音)。いわゆる関中地区にあり、南に秦嶺山脈を控え、北の渭水に面している。盩厔とは山河が曲がりくねっているという意味である。東経107°39'から108°37'・北緯33°42'から34°14'に位置し、温帯大陸性モンスーン気候。年平均気温は13.2℃、降水量は674.3mm、日照時間は1993.7時間、霜のおりない日は225日。前漢武帝の時代に盩厔県として設置された。後漢により一時廃止されたが、西晋により再設置され現在に至る。山水の趣が優れているとされたことから山曲を表す「盩」と水曲を表す「厔」が件名に採用された。唐代に至るまで畿内の県として重要視され、京兆郡の管轄とされた。806年(元和元年)、白居易が県尉として赴任しており、『長恨歌』が詠まれたのもこの時期とされている。伝統工芸としては刺繍が有名であり「刺繍の郷()」の異称を有す。22鎮を管轄する。周至県は東に西安市街、西に宝鶏市に接し、南に漢中市、北へは楊陵区に通じている。310国道が東西に通り隴海鉄路が並行している。108国道は南北に縦貫し、西宝高速公路と連なっており、西安咸陽国際空港へは北に50キロメートル。
出典:wikipedia
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