『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』(ぼうけんしゃたち ガンバとじゅうごひきのなかま)は、斎藤惇夫の児童文学作品。挿絵は薮内正幸。1972年、アリス館牧新社より刊行された。現在は岩波書店から発売されている。ドブネズミのガンバは、幼馴染みのマンプクに誘われて海を見る旅に出る。2匹は港で船乗りネズミの集まりに参加するが、そこへ全身に傷を負ったネズミが現れる。忠太と名乗ったそのネズミは「夢見が島でイタチのノロイ一族に襲われた仲間を助けてほしい」と訴える。ノロイとは、船乗りネズミの間では関わることをタブーとされる恐るべきイタチであった。及び腰になる船乗りネズミたちの姿を見たガンバは、自分だけでも忠太の願いを聞き入れることを決意し、忠太と共に夢見が島行きの船に乗り込む。しかし、ガンバに心を動かされたネズミたちもまた、夢見が島へ向かう決意をしていたのだった。ガンバと15匹の仲間の冒険が、今始まる……。前作『グリックの冒険』に登場し、脇役ながら強い印象を残したガンバを主人公としたスピンオフ作品。時系列的には『グリックの冒険』よりも前の出来事と設定されている。当初、斎藤はガンバを主人公とする作品の執筆には乗り気ではなかった。しかし、仕事で八丈島に行った際にイタチを目撃したことからイタチに興味を抱くことになった。そして八丈島のイタチがネズミ退治のために栃木県の養殖所から連れてこられたことを知って、ネズミとイタチの戦いを書きたくなり、ようやくガンバを主人公とする作品の構想が出来上がったという。1975年4月7日から同年9月29日まで「ガンバの冒険」として放送。2014年7月19日から同年10月11日放送。読みは「ベビーガンバ」。「冒険者たち -ガンバと15ひきの仲間-」をのキャラを原案とした2分間のショートアニメ。映画「GAMBA ガンバと仲間たち」のスピンオフ作品。2015年10月10日公開された3DCGアニメ映画。白組が構想15年、総製作費20億円をかけて制作された。公開初週土日2日間の全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)では初登場7位、全国596スクリーン公開で、動員5万8,740人、興収7,505万3,900円を記録した
出典:wikipedia
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