『センチメンタルジャーニー』は、1998年4月8日から同年7月1日までテレビ東京で全12回にわたって放送されていた日本のテレビアニメ作品、およびそれを元に制作されたバンプレストのプレイステーション用ゲームソフト。いずれも『センチメンタルグラフティ』を原作とし、その設定を元にしたオリジナル作品である。本作品は、原作主人公と再会する前の各ヒロインの姿を描くオムニバス形式のアンソロジー作品となっており、原作主人公は思い出の中でのみの登場となっている。『センチメンタルグラフティ』本編の主人公に当たる「少年」役は第4・6・9話では野島健児が、第7話と第10話から第12話では柊美冬が担当。その他の話には台詞が存在しない。1998年9月23日にバンプレストから発売されたプレイステーション用ゲーム。定価6800円。ジャンルはボードゲームで、12人いるヒロインの中から1人を選び、2人で日本全国を旅するゲーム。4人プレイ可。キャラクターのグラフィックはここまひのデザインによるデフォルメキャラとなっている。最初に、攻撃・防御・アイテムなどが使用できるカードと旅行プランが書かれたカードが各プレイヤーに5枚ずつ配られてゲーム開始。サイコロを振って移動し、ヒロインがいるマスに止まって旅行プランカードを提示し、OKされれば旅がスタートする。各プランごとに3 - 5箇所設定される目的地を回っていく。目的地に着くとヒロインから好意値とメダルが貰える。旅を楽しむという目的があるため、単に大きなサイの目を出して早上がりすれば良いというわけではなく、到着が早すぎても遅すぎても貰える好意値やメダルが少なくなってしまう。目的地となる観光名所の他には、良いイベントが起きるマス、悪いイベントが起きるマス、ランダムでイベントが起きるマス、全員参加のイベントが発生するマス、カードがもらえるマス、カードの売買ができるマスなどがある。途中、誰にも誘われていないフリーのヒロインとの鉢合わせを避けたり、原作には登場しないお邪魔キャラ「花子さん」から逃げながら移動する必要もある。メダルを消費することで移動先のマスを指定したり、振るサイコロを増やしたり、ヒロインごとに設定された固有技を使うことが可能。稼いだ好意値を消費して同行しているヒロインとの相合傘を彫ることが可能で、そこを通過したり止まったりした他プレイヤーがヒロインを連れている場合、好意値を吸い取ることができる。3倍の好意値を消費すれば上書きも可能。また、相合傘に消費した好意値はゲーム終了時に還元される。ゲーム開始時に設定した人数のヒロインと旅行を終えたプレイヤーが出た時点でゲーム終了。各ヒロインからの感想とボーナス好意値が貰える(誰からも誘われなかったヒロインからはマイナスされることもある)。全員の好意値を総合して一番好意値を稼いだプレイヤーが勝利となる。オープニングナレーションで、島津冴子が「意味も無く眠れない夜がありますか?ふと、誰かの顔を想い浮かべる事がありますか?忘れられない想い出や、押さえ切れない気持ち。開けてください。12の切なさの扉を。」という台詞をナレーションで語っているが、この台詞には元となった台詞があり、島津によるナレーションが初出ではない。西口有香が演じる七瀬優が「センチメンタルグラフティ オフィシャルファンクラブ CD会報」VOL.4(トラック4)で述べた「覚えていますか?私のこと。あの日のこと。そして、あの想い出を。意味も無く眠れない夜。ふと、想い浮かべるのは、あの人の笑顔。人は皆、自分の心の中に『想い出』という大切な部屋を持っています。切ない想いがいっぱい詰まった一通の手紙。その手紙が、扉を開ける鍵なのですから。開けてください。12の切なさの扉を。」のナレーションが初出である。これを部分的に切り取ってアレンジしたものが島津によるナレーションである。なお、西口演じる七瀬優が上述のナレーションを行った後にも牧島有希演じる保坂美由紀が同じくCD会報内のナレーションで同じ台詞のナレーションを行っている。
出典:wikipedia
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