寺部城(てらべじょう)は、現在の愛知県豊田市寺部町にあった日本の城(平城)。寺部城は、文明年間に鈴木下野守重時によって築かれた。鈴木氏は、寺部城を本拠に高橋荘東部を支配していた松平氏と対立した。天文2年には岩津城外で、鈴木重教は松平清康と戦い、永禄元年には鈴木重辰が松平重吉・元信と戦うなど、松平氏との攻防を繰り返した。城は、永禄9年、織田氏の重臣佐久間信盛によって攻められ落城した。その後、慶長15年に尾張徳川家家老の渡辺守綱が寺部に入封し、一万四千石を領した。守綱は、寺部城址に陣屋を構えて、以後渡辺氏が代々相続して明治時代まで至った。河内国伯太藩の大名渡辺家は分家にあたる。現在の城址は、寺部城址の森公園となっている。陣屋門が移築現存している。また、書院・又日亭は、豊田市内の七州城(挙母城)敷地内に移設復元されている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。