ライン・サンドバーグ(Ryne Dee Sandberg、1959年9月18日 - )は、アメリカ合衆国・ワシントン州スポケーン出身の元プロ野球選手及び監督。ポジションは二塁手。他に遊撃手・三塁手としてのプレー経験がある。右投右打。ニックネームは"Ryno(ライノ)"。高校時代は野球のほかにバスケットボールやアメリカンフットボールで州代表に選出された。ワシントン州立大学のフットボール部からは奨学金が提示されたが、野球好きの両親の影響などで、にフィラデルフィア・フィリーズからドラフト1位(全体20番目)に指名され入団。9月2日にメジャーデビュー。ラリー・ボーワの後釜として注目されたが、13試合の出場で打率.167に終わった。1月27日にイバン・デヘスースとのトレードでボーワとともにシカゴ・カブスへ移籍。遊撃手から三塁手へ転向し、は開幕からメジャーで出場。最初の32打数で1安打にもかかわらず安定した守備のため、起用され続けた。156試合に出場し、打率.271・7本塁打・103得点・32盗塁を記録し、新人王の投票では6位に入った。ロン・セイの加入に伴い、二塁手へ転向。はゴールドグラブ賞を初受賞。以後、まで9年連続で受賞。身体能力が優れていたにもかかわらず、意図的にゴロを打つことに終始していたサンドバーグに対し、ジム・フライ監督は「カウントが有利な時は、三塁線にファウルを打つつもりでバットを振ってみたらどうだ?」とアドバイスを送った。このアドバイスが的中し、にはオールスター初出場を果たし、にかけて10年連続で出場。チームをナ・リーグ東地区優勝に導き、200安打に加え、二塁打・三塁打・本塁打・盗塁がいずれも20以上というメジャー史上初の「THE 200-20-20-20-20 CLUB」に、三塁打と本塁打が1本ずつ足りず、逃したがナ・リーグMVPに選ばれた。この記録は2007年、ジミー・ロリンズが達成した。の日米野球で来日し、ア・リーグのスーパースター、カル・リプケン遊撃手(ボルチモア・オリオールズ)とメジャーでは実現しなかった二遊間を組んだ。その後も活躍を続け、には本塁打数が30の大台に達し、5月18日にかけてジョー・モーガンの二塁手としての91試合連続無失策のメジャー記録を上回る123試合連続無失策を記録(からにかけてルイス・カスティーヨに抜かれた)。同年、二塁手としてはロジャース・ホーンスビー()、デーブ・ジョンソン()以来史上3人目の40本塁打を記録。3月2日にメジャー史上最高額となる4年総額2,840万ドルで契約延長。契約を満了していないにもかかわらず、6月13日に離婚問題のため現役引退。1年半のブランクを得て現役復帰し、2度目の現役引退。二塁手としての通算277本塁打はメジャー記録であったが、にジェフ・ケントに抜かれた。現役引退後、にアメリカ野球殿堂入りを果たし、カブス在籍時の背番号『23』が永久欠番となった。にカブス傘下A級ピオリア・チーフスの監督に就任。にAA級テネシー・スモーキーズ、にAAA級アイオワ・カブスの監督に昇格。からフィリーズ傘下AAA級リーハイバレー・アイアンピッグスの監督を務めている。シーズンよりフィリーズの三塁コーチを務めることが決定した。同年8月16日、チャーリー・マニエル監督が解任されたため、シーズン終了まで監督代行を務める。11月22日、翌シーズンから監督に昇格することが発表された。契約は2016年までの3年契約で、2017年の契約はオプションとなる。6月26日に成績不振を理由に辞任を発表した。
出典:wikipedia
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