


向谷地 生良(むかいやち いくよし、1955年 - )は、日本のソーシャルワーカー。北海道医療大学看護福祉学部臨床福祉学科精神保健福祉講座教授。元浦河赤十字病院ソーシャルワーカー。社会福祉法人浦河べてるの家理事。妻の向谷地悦子は看護師で「べてるの家」のスタッフ。息子の向谷地宣明(のりあき)は、東京を拠点として「べてるの家」で生み出されたホームレスの人達の支援拠点である「べてぶくろ」で当事者研究の普及活動などに携わっている。青森県十和田市出身。青森県立三本木高等学校を卒業。福祉の道を志し北星学園大学に入学。大学時代は、親からの仕送りを断り、老人福祉施設に住み込みでアルバイトをし、筋ジストロフィーなどの難病の当事者の支援なども行なった。1978年に大学卒業後、北海道日高にある総合病院浦河赤十字病院病院に精神科専属のソーシャルワーカーとして勤務。「いつでも、どこでも、いつまでも」をモットーに患者に住所・連絡先を書いた名刺を配って歩き、24時間どこへでも駆けつけるスタイルの実践を展開、精神科を退院して行き場のない当事者たちと共同生活をした。1982年、当時研修医として赴任してきた精神科医の川村敏明(第9回若月賞受賞)と出会い、1984年には精神障害を経験した当事者たちの活動拠点浦河べてるの家の設立に関わる。1992年から、浦河べてるの家にSSTを取り入れ、当事者研究(2001)などの新しい分野も開拓する。設立に中心的に関わり、今も理事を務める浦河べてるの家は、厚生労働省および国立精神・神経センターから、三鷹の巣立ち会、大阪のさわ病院等と共に、日本の精神保健におけるベストプラクティスのひとつに選ばれている。
出典:wikipedia
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