サン・フロリアーノ・デル・コッリオ( ; )は、イタリア共和国フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州ゴリツィア県にある、人口約800人の基礎自治体(コムーネ)。イタリア語での地名に含まれる「コッリオ」は、国境線を跨いで隣接するスロベニアの自治体(オプチナ)・ブルダ市のイタリア語名称であり、またそれを中心とする地方名でもある。この一帯はヴェネツィア・ジュリアの一部であり、第二次世界大戦後にスロベニア(ユーゴスラビア)領とイタリア領に分割された。同様に「コッリオ」を含むコムーネとしては、ブルダ市を挟んで北西にドレーニャ・デル・コッリオがある。ゴリツィア県北部に位置し、スロベニアとの国境に沿って東西8kmほどの細長い領域を持つ。サン・フロリアーノの中心集落はコムーネの北東部に偏って位置しており、ドブロヴォ(スロベニア領ブルダ市)の南南東約5km、県都ゴリツィアの北西約5km、コルモンスの東北東約10km、州都トリエステの北北西約39kmにある。隣接するコムーネ、およびそれに相当する行政区画は以下の通り。SLOはスロベニア領。サン・フロリアーノの中心集落はその東北部に偏って位置している。1928年、サン・フロリアーノ・デル・コッリオのコムーネは廃止され、サン・マルティノ・ディ・キスカ(、現在のスロベニア領ブルダ市の一部。スロベニア語名: )に編入された。1947年、この地域がイタリアとユーゴスラビアとの間で分割された際、現在のサン・フロリアーノ・デル・コッリオの領域はイタリア領となり、カプリーヴァ・デル・フリウーリの一部となった。1951年、サン・フロリアーノ・デル・コッリオは自治体(コムーネ)として再設置された。広域行政組織である「トッレ・ナティゾーネ・コッリオ山岳部共同体」(事務所所在地: サン・ピエトロ・アル・ナティゾーネ)を構成するコムーネの一つである。町の住民の多くはスロベニア人である。コムーネの憲章により、イタリア語とともにスロベニア語の地位が保障されている。村に含まれる集落には、Grojna/Groina, Ščedno/Scedina, Bukovje/Bucuie, Valerišče/Valerisce, Jazbine/Giasbana, Aščevo/Asci, Križišče/Bivio, Sovenca/Sovenza と、それぞれスロベニア語/イタリア語の名がある。国立統計研究所(ISTAT)によれば、2001年国勢調査時点での居住地区()別の人口は以下の通り。
出典:wikipedia
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