クイーンズランド州(、略号:QLD)は、オーストラリア連邦北東部の州。オーストラリアで2番目に面積の大きな州で、オーストラリア大陸の4分の1を占め、その総面積は170万平方キロに達する。州都はブリスベン。クイーンズランドは元来、ニューサウスウェールズの一部で、1824年にモアトン湾流刑植民地が設置された。囚人流刑は1839年に停止され、1842年から自由入植が認められた。1859年にニューサウスウェールズから分離してクイーンズランド植民地が成立し、1901年のオーストラリア連邦成立とともに州に昇格した。1909年ブリスベン近郊に州最古のクイーンズランド大学が設立された。第二次世界大戦中は州沿岸海域でオーストラリア船がしばしば日本の潜水艦に撃沈され、1942年7月には州北東部のタウンズビルなどが日本軍の空襲を受けた。東は太平洋に面し、北は珊瑚海とカーペンタリア湾の間にヨーク岬半島が突き出している。珊瑚海ではトレス海峡諸島、フレーザー島などが同州に属する(コーラル・シー諸島は連邦直轄である、)。西部はノーザンテリトリーと接し、南西部は南オーストラリア州、南部はニューサウスウェールズ州と接する。内陸部は中央に大分水嶺山脈が南北に走っている。山脈の西側は大鑽井盆地である。同州の標準時(東部オーストラリア標準時: (A)EST)はUTC+10時間(日本標準時+1時間)でシドニー、メルボルンと同じである。夏時間は同州では採用されないので、10月の第1日曜日早朝から翌年4月の第一日曜日早朝までの期間、同州は(シドニーやメルボルンと比べて)1時間遅れる。ブリズベン国際空港がクイーンズランド州でもっとも大きい国際空港となっている。イギリス女王でオーストラリア連邦の国家元首(オーストラリア女王)でもあるエリザベス2世が州の元首でもあり、州総督がその代理人となっている。州首相は選挙で選出され(議院内閣制)行政府の長である。クイーンズランド州議会は一院制を採用していることで知られる。クイーンズランド州はいくつかの地方に分けられる。
出典:wikipedia
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