『ジャイアントロボ』は、横山光輝作のSFロボット漫画作品、それを基とした特撮テレビ番組。およびそれに登場した架空の巨大ロボットの名前。週刊少年サンデー版:『週刊少年サンデー』に1967年(昭和42年)5月の20号から1968年(昭和43年)3月の19号まで連載された。全3部構成。東映の渡邊亮徳の「大魔神とウルトラマンをドッキング」というコンセプトを元に、東映は『鉄人28号』の横山光輝にテレビ化前提のロボット物の原作を依頼。横山は『鉄人』との差別化のためにリモコンがあれば誰でも動かせた『鉄人』とは違い、草間大作の命令のみで動くようにした。また徒手空拳の『鉄人』に対し、数々の兵器を搭載することでパワーアップを試みている。第一部12話までは横山と小澤さとるの共作となっている。これは、連載開始当初は横山が同じ『少年サンデー』に『仮面の忍者 赤影』を連載するなど多忙だったために大半の作業を小沢に任せていたことによる(横山はコンテとラフのみ)。しかし当時小沢も同じ『少年サンデー』に『青の6号』を連載していたためスケジュールのやりくりがつかず降板、以降は横山と光プロ(実際の制作は光プロ)名義になった。なお、小沢が実際に作画していたのは6話までで、そのため第一部の前半と後半では大作の顔などが全く異なる。人気作にもかかわらず連載終了後30年以上も単行本化されることがなく、本作は長い間「幻の作品」と呼ばれていた(第二部のみ『横山光輝まんが集』に収録)。これに関して横山はインタビューで、「当時は多忙で複数の人間が描いたため、絵が変わってしまった。もし出すなら全部描き直し」といった旨の発言をしている。このため、完全版は横山没後の2005年2月に刊行された『原作完全版 ジャイアントロボ』を待たねばならなかった。また横山のファンクラブである横山光輝クラブから自費出版で小学館コミックス版が、復刻版まんがを数多く手がけたアップルBOXクリエート刊行の『ジャイアントロボ スーパーコレクション』に小学一年生版(1968年2月号 - 4月号掲載分)が収録されている。悪の組織BF団と世界的な防衛組織ユニコーンの戦いを通し、BF団の操る怪獣およびロボット対ユニコーンの一員となった少年・草間大作の命令のみで動く巨大ロボット・ジャイアントロボ(GR1)の戦いを描く。『仮面の忍者 赤影』に続く東映制作・横山光輝原作の特撮作品。日本の特撮巨大ロボット作品の代表格であり、後年の作品に大きな影響を与えている。円盤に乗って地球に飛来した謎の宇宙人・ギロチン帝王は、秘密結社ビッグファイア団(以下BF団)を結成し、地球征服を開始した。巨大ロボット・GR1は、その尖兵とするために秘密裏に開発された破壊兵器である。しかし設計者であるドクトル・ガルチュアはその陰謀を阻止するため、腕時計型の操縦システムを偶然BF団に捕われていた少年、草間大作に託し絶命する。この操縦システムは音声登録・認識式で、初起動の際に声を登録した者の命令にしか従わない仕組みになっていた。GR1 = ジャイアントロボとともに脱出した大作は、地球を守るため国連秘密警察機構・ユニコーン機関日本支部の隊員U7となってBF団と戦う。全話とも、前半(スタッフクレジット部)はロボの出撃シーンで統一されているが、後半(出演者クレジット部)は放送される回のハイライトシーンで構成されている。なお「制作 東映東京製作所」のクレジットは、1~2話は前半最後(ロボの飛行場面)に、3話以降は冒頭(基地内でのロボの場面)にクレジットされていた。OPEDは、なし。その他。以下のインストロメンタルをBGMで使用。全員が「U」で始まるコードナンバーを持っている。スフィンクスがデザインのモチーフとなっている。名称は「ファンタスティック・コレクション」No.24に準拠。すべて東映ビデオより発売。
出典:wikipedia
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