肥後高田駅(ひごこうだえき)は、熊本県八代市にある肥薩おれんじ鉄道線の駅。ほとんどの列車は当駅を途中駅の一つとし、上り方面は八代・新八代行きが、下り列車は出水・川内・隈之城行きがそれぞれ1時間に1本程度設定されている。だが、当駅は近隣に熊本高専八代キャンパスや中九州短期大学など学校が多いため平日の朝夕は八代方面・水俣方面双方とも通学の利用が多い。そのため朝8時台(1本)のみ八代駅と当駅の1区間運行便がある。また周辺は住宅密集地のため、他の駅と比べて乗降客が多い。相対式2面2線ホームの地上駅。無人駅。元は有人駅で、1995年頃までは木造の駅舎が建っていた。無人化されて簡易駅舎に建て替えられた後も簡易委託駅として出札窓口が設置され、駅係員が朝から夕方まで乗車券や定期券を発売していたが、JR時代の晩年はそれも無くなり完全無人駅になっていた。窓口はJR九州時代は残されていたが、2004年の肥薩おれんじ鉄道への経営移管後は掲示板で塞がれている。1番線、2番線の上下線共に場内・出発信号機があり、どちらからも発着や折り返し運転が可能である。列車は基本的に駅舎側の1番線側に発着し、列車交換がある時のみ2番線にも入線する。2番線側は臨時列車やダイヤ乱れなどを除いてほとんどが下り水俣方面列車の発着で、上り八代方面の定期列車の発着は朝8時台の当駅始発(折り返し)八代行きの1本のみである。当駅と八代駅の間には麓トンネルと約300mの長さの球磨川橋梁が存在するため、台風などの悪天候や自然災害発生時は八代方面列車は当駅で折り返し運転をする事がある。その場合は臨時に駅係員が配置される。2016年4月14日発生の熊本地震では、18日夕方に全線で運転再開するまで長時間ほとんどの八代方面行き列車が当駅止まりとなり、折り返し運転を行った。その後も断続的に発生した強い地震で、度々当駅折り返し運転を実施している。開業当時は八代郡高田村だったことにちなむが「高田駅」は全国にあるため、旧国名の「肥後」を冠して「肥後高田」とした。「高田」は古代からの地名であり、由来は久留米市高良山にある高良大社にちなむ大和民族の伝説が関係している。代々高良山一帯を治めてきた高木神が高良神(高良玉垂命)に山上を貸したところ、乗っ取られて現在の「高田」の地に追放されてしまい、高木神が住んだこの土地がいつしか「高田」になり、読み方も高木神の住居を意味する「たかだ」と読むには恐れ多い事から「こうだ」と読むようになったと言う。南側は田畑が広がっているが、北側は住宅や商業施設が多く、八代市中心市街地に近づくほど密集度が高くなる。東側の駅裏は山である。高田駅前 - 駅前すぐ左にある。短大高専前 - 駅から約500mの国道3号上にある。1日平均乗車人員及び乗降人員は以下の通り。
出典:wikipedia
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