金井ビル火災(かないビルかさい)は、1966年1月9日に神奈川県川崎市のビルで発生した雑居ビル火災である。金井ビルは、川崎市(のちの川崎区)駅前本町2に地下1階、地上6階建てのビルで、。このビルはコンクリート造、。0時58分頃、3階のキャバレーから出火。火元は女子更衣室の、女子更衣室に駆けつけ初期消火を試みたが失敗し、。消防は初期情報から逃げ遅れなしと考えていたが、野次馬が屋上に人影を発見、所有者の長男・次男・親戚の7名が取り残されていることを知った。彼らを助けるため、はしご車のアームを伸ばしての救助を試みたが、はしごは12mまでで、高さ23mの場所にいる彼らのところに届かなかった。川崎市消防局は苦肉の策として、隣のビルからナイロンロープを渡して7名を渡らせるという決断を行った。ただ、命綱を付けないこと、深夜で闇の中だったこと、年少者がいることも危険の度合いを増していた。しかし、消防隊の懸命の努力により危険を乗り越え、7名が渡り切り、ロープを使った救助に成功した。この火災後、高層化するビルに対応するため、川崎市消防局に31m級のはしご車が配備され、全国の消防に先立って川崎市消防局に専任の「消防特別救助隊」が編成されることとなった。なお、火災現場となった場所には現在同名のビルが建っている。
出典:wikipedia
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