『ラグナロク』(RAGNAROK)は、角川スニーカー文庫から刊行されている安井健太郎による日本のライトノベル。イラストはTASA。第3回スニーカー大賞〈大賞〉受賞作。『ザ・スニーカー』にて連載中。ことぶきつかさによるコミックス版も出版されている。凄腕の傭兵、リロイ・シュヴァルツァーと、その相棒である意思を持ち、言葉を話す剣ラグナロクの活躍を描くアクションファンタジー。リアルなバトルを彷彿させる手法が特徴で、本編と、その背景や外伝的な内容を描くラグナロクEXの2種類からなる。タイトルをはじめロキやフェンリル、アングルボザなど、北欧神話由来の名前を持つキャラクターが多く登場する。ストーリーは神話とは異なる独自のものだが、一部キャラクターは神話の影響を受けている。また、登場人物の名前は神話以外にも、作者が映画ファンである為、映画俳優の名前も使われている。尚、名称からラグナロクオンラインと混同している者が多いが、本作とは全く関係ない。2013年現在未完であるが、スニーカー文庫編集部から絶縁状を受け取ったことにより、スニーカー文庫からの続編刊行は不可能であり、新たに出版するならば別のレーベルからの刊行になると著者が明言している。なお、絶縁に至った理由は安井自身の遅筆と、書いたものが到底ライトノベルとは言えないという二点にあり、同編集部に非はないとのこと。5000年前、ダーク・ワンによって滅亡寸前まで追い込まれた人類が最後の希望を託し製造した決戦兵器。北欧神話の神々の最終決戦になぞらえ、神々の黄昏(ラグナロク)と呼ばれることになる。物体の存在意思、「ノルン」を操って大破壊を起こし、局所的には可能性変異すら起こしうる。鍔元には「ノルン」制御のための人工知性が宿っている。ラグナロクは空気中の分子を利用し、人間の姿を形成することも可能。この状態でのみ行使できる緊急プログラムが存在するらしいが詳細は不明。あらゆる道の達人の戦闘データと一通りの武器・兵器の操作方法がインプットされており、ある程度までなら戦えるが戦闘経験から得られる直感や閃きが備わっていないためリロイのように真の達人とも呼ぶべき相手には数段、劣る。またこの状態で莫大なダメージを受けるとそれが本体である宝玉にフィードバックし、死ぬ事もある。また学習機能が備わっており、同じ行動を繰り返すうちにそれを人間で言う習慣のように感じるようになる事もある。ダーク・ワンの存在を知覚できるセンサーを備えているが上級眷属になるとセンサーが鈍くなる。様々な戦闘用途のために形状、機能の差があるラグナロクが複数シリーズ開発された。ダーク・ワンの人類殲滅を阻止し人類を滅亡から救ったが、激しい戦いの末、数本しか残らなかった。いつごろからか歴史の影に現れ始め、ついには人類を滅亡寸前まで追い詰めた異形の存在。総じて強靭な生命力を持ち、人類に対して敵意を持つ。その戦闘力、危険度から下級、中級、上級と分類されており、一般人には手も足も出ない存在であり、訓練をつんだ兵士が徒党を組んでも下級すら倒せないこともある。上級眷属に至ってはもはや生物というよりも、物語や伝承のなかの魔王や鬼神と大差ない存在である。そしてなぜか、どれだけ異形な眷属であろうと、どれだけ形が崩れようとも、全て「人型」である。なお、上級はラグナロクシリーズの感知機能に反応しない。また、同じ上級眷属であっても戦闘能力に著しい差が見られるケースもある。吸血鬼などはその代表格である。テーゼが言うには下級・中級と上級は異なる系統で支配階級と被支配階級ではあるが、同じ生物として見る事自体が間違っているらしい。作画:ことぶきつかさ カドカワコミックスA 全3巻
出典:wikipedia
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