神野駅(かんのえき)は、兵庫県加古川市神野町西条にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)加古川線の駅である。相対式ホーム2面2線を持ち、行き違い設備を有する地上駅になっている。線路はほぼ東西に走っている。加古川方面の線路が直線となっているが、出発信号機が片方向にしか付けられていないため、逆線発車はできない。その他加古川方面の線路の日岡側に安全側線があるが、これは加古川線の電化に際し新たに設けられたものである。厄神側は上下線の線路が合流するまでの距離が比較的長く、十分な過走距離が取れることから安全側線は設けられていない。加古川方面ホームと厄神方面ホームとは屋根つきの跨線橋で連絡している。かつて、改札口は、南側のみであったが、北側にも住宅が多く、2010年10月に駅舎が新設された。北口駅舎は、JR西日本と加古川市が共同で2010年3月に着工したもので、2010年10月2日に供用開始された。ひさしの曲線が加古川の流れを表現し、地場産業である建具を反映した木材が壁面の一部に使われている。総床面積は約65平方メートルである。隣接して加古川市のコミュニティー施設も建設されている。従来、南側駅舎に設置されていたみどりの窓口が移転した。南口駅舎は、北口駅舎の供用開始後、改築された。旧駅舎は、1948年(昭和23年)建築の木造平屋建で、瓦葺の大きな屋根が特徴的な建物となっていた。内部には待合所のほか、みどりの窓口が設置されていたが、改築の際、北口駅舎に移転した。両駅舎とも、駅舎内部には、自動改札機はないが、新型の自動券売機が1台設置され、ICOCAは2016年3月26日より利用できるようになった。以前は直営駅であったが、加古川鉄道部解体による組織変更に合わせ、ジェイアール西日本交通サービスによる業務委託駅(加古川駅管理)となった。日中時間帯は1時間あたり2本が停車する。兵庫県統計書によると、2014年度の1日平均乗車人員は1,100人である。加古川線内では1番利用者の多い駅である。近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。周辺は加古川市のベッドタウンとして発展しており、当駅の利用客も線内でトップクラスとなっている。駅周辺にはこのほか史跡が数多く存在している。神姫バスの路線がある。
出典:wikipedia
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