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川尻松子

川尻 松子(かわじり・まつこ、1947年8月2日〜2001年7月9日)は、山田宗樹の小説『嫌われ松子の一生』に登場する主人公で、架空の人物。幼少のころから何不自由なく暮らしており、優秀な成績で中学、高校を卒業。地元でも有名な大学に進学する。一方で、妹・久美が大病を患い、以降両親(とりわけ父)の愛情が久美だけに注がれると感じるようになり、自分への愛をつなぎとめるために勉学に励む。 国立大学の受験で、自分が行きたかった理学部ではなく、父の希望だった九州大学文学部を選択し、教師になったのも父の希望からである。教師時代に勤務校の校長であった田所からみだらな行為を受けたところから転落していく。失踪後、さまざまな男と付き合うも裏切られ続け、風俗の世界に足を踏み入れ、殺人まで起こしてしまう。それでも、不器用なほどまっすぐに愛を求め、付き合った男を愛しつづけた。トルコ嬢時代の友人の死を知り、立ち直ろうとしていた矢先に悲劇が待っていた。

出典:wikipedia

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