LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

マイティジャック

『マイティジャック』 (Mighty Jack、通称:MJ(番組内ではM.J.と表記) は、1968年(昭和43年)4月6日から同年6月29日にかけて、フジテレビで毎週土曜20:00 - 20:56 (JST) に放送された円谷特技プロダクション製作の日本のSF特撮テレビ番組である。全13話の放送終了後『戦え! マイティジャック』(たたかえ マイティジャック)に改題され、同年7月6日から12月28日にかけて毎週土曜19:00 - 19:30 (JST) に全26話が放映された。万能戦艦マイティ号に乗り込み、悪の組織Qの野望を打ち砕く、秘密組織"MJ"( = マイティジャック)の隊員たちの活躍を描く。本項では『マイティジャック』と『戦え! マイティジャック』について記述する。「防衛」「建設」「救助」を目的として民間企業の出資で設立されたマイティジャックと、秘密組織Qの戦いを、人間たちによるスパイアクションと特撮によるメカニックアクションを盛り込んで描く、国産初の1時間枠の特撮ドラマ。『ウルトラシリーズ』や『快獣ブースカ』が子供向きであったのに対し、こちらはターゲットを大人向きにしており、主演に二谷英明を迎え、製作費も当時としては破格である1000万円強を投入した意欲作であった。本作は、東宝映画『海底軍艦』から発展し、同じ円谷英二特技監督で企画されるも、未製作に終わった『空飛ぶ戦艦』(1966年)が元になっている。円谷英二は本作に並々ならぬ熱意を傾け、この番組のために超高速度撮影の可能な新鋭の映画用35mmミッチェルキャメラを購入。ドックへの注水やMJ号が海上に飛び立つシーンなどの映像で発揮されている。しかし内容に関しては、主演の二谷と円谷特技プロ、フジテレビサイドとの意見の相違が問題化。特撮番組のイメージがつくことを嫌った二谷は、成田亨デザインの隊員服とヘルメット姿よりも背広姿でのシーンを増やして欲しいと要求、メカ搭乗シーンでも顔出しのままであるなど、こうした制作面での不協和が、画面上でも表面化した。視聴率も平均8.3%と低迷、全26話の予定が13話で打ち切られることとなった。しかし、セットなどに26回分の予算をすべて投入して作っていたことから、そのまま終了すると円谷プロに損害が発生する事にフジテレビが配慮し、子供向けの『戦え! マイティジャック』として仕切り直すことになった。第9話「地獄への案内者(ガイド)」の初号試写版「S線を追え」や、第2話「K52を奪回せよ」の編集の異なる未放映分フィルム(Bロールのみ)が現存し、LDソフト化の際に特典映像として公開された。『マイティジャック』打ち切り後、放送枠を変え、子供向け30分番組として製作され、大幅な設定変更が行われた。また担当プロデューサーが『忍者部隊月光』を手掛けた新藤善之に交代、キャストも大幅に入れ替わり、『月光』のレギュラーだった山口暁、渚健二が新たに起用されている。スタッフでも『月光』はじめフジテレビの特撮作品に多く携わっている監督の土屋啓之助、アクショングループ「J・F・A」を起用するなど、フジテレビ側の意向が強く働いたものとなった。本来26話予定であった「マイティジャック」は13話で打ち切られた。30分番組枠となった「戦え! マイティジャック」で「残りの13話分を完全に放送したい」と言う観点から、「1時間番組が30分になったのだから、放送回数は13回では無く、2倍の26回にして欲しい」と円谷特技プロがフジテレビと交渉し、放送期間を2クールにしてもらったとスタッフは証言している。第9話から第11話にかけては、提携局の東海テレビの招きで中部地方ロケが行われた。マイティ号や敵組織Qの存在等の基本設定は変わらないものの、マイティジャックの位置付けを企業の私兵から公的な国際機関「アップル」の下部組織に変更し、レギュラー隊員が11人から5人に変更。2クール目からは毎回怪獣が登場するスタイル「なんでもぞくぞくシリーズ」に再度の路線変更が行われた。原則として「敵側にはマイティ号に相当する万能戦艦を配置しない」という文芸上のポリシーが存在する。1クール目では「Q」に続いて「キル」や「ブラッド」など、多彩な謀略組織が登場するが、構成員はすべてQと同じユニフォームを着用している。実際の作品では第1話でアップルに加わった直後のような台詞があったが、その後第21話のエピソードでは天田のアップルでの訓練生時代が描かれたように、整合性が取れていない(あるいは放送中に設定が変わった)部分がある。隊員は各自「ジャッキーカード」というIDカードを所持しており、都内各所の秘密の扉を開けるキーにもなる。「了解!」を示すものとして、「S・M・J!」(“Yes,Sir”と“Mighty Jack”を基にした造語)の合言葉が使われた。また、第6話のオープニングから隊員の役名表示がカタカナ表記に変更されている。未製作に終わったコメディ作品『ウルトラ・セブン』用のぬいぐるみを用いたバッキーを始め怪獣・宇宙人は改造流用も多い。新造形のザウルスやビッグQの造形は、バッキー同様高山良策の手による。最終話でのQの湖底基地は『ウルトラセブン』未使用カットを一部流用した。万能戦艦マイティ号(通称:MJ号)は近代科学の粋を凝らして建造された、飛行・潜水も可能な巨大戦艦である。艦内にはピブリダー(単座小型戦闘機)、コンクルーダー(水空両用多目的戦闘爆撃機)、エキゾスカウト(水空両用特別偵察機)、ハイドロジェットV(海底探査艇)、バギー(2人乗り小型ヘリ)、バンカーH(4人乗り中型ヘリ)、シプリー(海上調査用モーターボート)などが搭載されている。メカの大半は分解された状態で積み込まれており、マイティ号艦内で組み立てられた後、発進する。『戦え! マイティジャック』ではバギーの出番が無くなった代わりに、カラーリング違いのバンカーHが準レギュラー・メカとして登場、本作ではレーザーを搭載した(作中では他のマイティ号艦載機に搭載された描写はされていない)重武装の機体となり、大ダコらと戦った。前作では主力戦闘機であったピブリダーに代わり、本作では主にコンクルーダーが活躍している。ピブリダーも8話「地獄へ行って笑え!」でQの空飛ぶ自動車を撃墜する活躍を見せている。企画書ではこの他にアストランダー(宇宙ロケット)、ハイオクター(MJ専用車)、地底タンク、原子ダコ、光子風船が記載されている。放映終了から間もなく、TBS系で『マイティジャック』と『戦え! マイティジャック』を続ける形での放送が行われた。この際、『マイティジャック』は1話を2本に分割し、30分枠で放映されている。これは、円谷プロダクションが、当時TBSとの契約が切れていなかった『ウルトラマン』をフジテレビ系で放送するに当たっての「交換条件」としてTBSに提供されたものであった。その後、長らく再放送の機会に恵まれなかったが、今井科学製のプラモデルが長らく販売され続け、1978年には主題歌、BGM、ドラマ名場面などを収録したLPレコードが発売されるなど、空白期間に一応の知名度は維持されていた。1997年のCS放送(キッズステーション)での放送以降、2004年にはコナミから食玩が発売されるなど、再評価されつつある。2013年11月、CS放送(チャンネルNECO)にあたって30分枠の紹介番組『究極の円谷特撮!「マイティジャック」のすべて』が制作・放送された。満田かずほ、佐川和夫、原口智生、三池敏夫、福井晴敏、田名部生来(AKB48)が出演。制作順第1話と第2話にあたる第9話「地獄の案内者(ガイド)」と第2話「K52を奪回せよ」には放送版とは異なるパイロット版が存在している。2本ともLDボックスの特典映像、DVD第1巻と第4巻の特典映像、DVD BOXのSPECIAL DISCとして収録された。『マイティジャック THE SHADOW FORCE』(KADOKAWA COMICS 特撮エース、著:熊谷カズヒロ、円谷プロダクション、2005年)

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。