LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

エコエコアザラク

『エコエコアザラク』 は、古賀新一による日本のホラー漫画作品。また、これを原作としたテレビドラマ、映画も繰り返し製作された。また古賀自身の原動画による「止め画」と「動画」を混合したアニメ風の作品も製作された。黒魔術を駆使する若い魔女・黒井ミサ(くろいミサ)を主人公とし、ミサに関わる奇怪な事件、人々の心の闇を描く。原作の黒井ミサは、善人であれ悪人であれ場合によっては人を平気で惨殺する非情な魔女として登場、特に自分に対する性犯罪者に対しては容赦ない場面がたびたび描かれた。ミサは魔女としての残忍さと普通の女子高生としての可愛らしさを併せ持つ得体の知れないキャラクターであるが、回が進むにつれ、比較的明るい性格の娘へと変化していった。当初は怪異を起こす「加害者」としての立場が多かったが、連載後半では怪事件に巻き込まれる「被害者」になることも多くなった。しかし、基本的には邪悪さを隠し持ったダークヒロインであった。黒井ミサが唱える呪文は、バスク語に由来するウイッカの典礼聖歌の一つ「エコエコアザラク エコエコザメラク エコエコケルノノス エコエコアラディーア」(, Eko, Eko, Cernunnos, Eko, Eko, Aradia!)などである。秋田書店発行の『週刊少年チャンピオン』にて1975年9月1日号から1979年4月9日号まで連載するロングヒットとなった。単行本は全19巻。角川書店から文庫版全10巻が出ている。『ブラック・ジャック』(手塚治虫)、『ドカベン』(水島新司)、『750ライダー』(石井いさみ)等と並んで、同誌の黄金期を支えた連載漫画作品の一つであり、『ブラック・ジャック』の「魔女裁判」という話では、間接的に本作品を意識したと思われるコマが存在している。1980年代には『月刊少年チャンピオン』にて「魔女黒井ミサ」「魔女黒井ミサ2」として高校生編を連載、さらに1993年からは同じく秋田書店のホラー漫画誌『サスペリア』に居を移し、「エコエコアザラク II」を連載。2009年5月28日発売の『週刊少年チャンピオン』第26号にて、週刊少年チャンピオン創刊40周年記念企画として30年ぶりの同誌登場となる読切新作が掲載された。本作は上記の通り、主人公黒井ミサの特異なキャラクター性によって成立している。黒井ミサのキャラクター、設定は原作、映像作品を跨ぎ複数のバリエーションがある。ここではその原作版準拠の基本設定を中心に代表的な物を紹介する。ミサが使う魔術の呪文は、原作、映像版ともに基本的には実在の魔術の呪文をそのまま、あるいは一部改変した物が使用されている。前述の『エコエコアザラク エコエコザメラク エコエコケルノノス エコエコアラディーア』の呪文以外にも、といった呪文が代表的な物であり、これらは全て実在の魔術儀式でも使われている物で、また複数のシリーズにおいて使用されている。効果はシーンによって違うが、主に原作、映像版ともに反撃、報復、ミサの危機脱出のために使われ自発的な危害を加えるために使われることは少ない。なお、実在するこれらの呪文はなんら有害な意図を持った呪文ではないことを付け加えておく。1995年公開。監督は佐藤嗣麻子。音楽は ALI PROJECTの片倉三起也。SFXスーパーバイザーに白組の山崎貴。エコエコアザラク初の映像作品。ゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭ヤング・ファンタスティック・グランプリ部門南俊子賞(批評家賞)受賞。ラブストーリーの監督を希望する佐藤により、ほのかな恋愛要素が重視された。本作において、ミサがロケットに入れた何者かの遺髪に語りかけるシーンがあるが、これは後述の『エコエコアザラクII-BIRTH OF THE WIZARD』のある登場人物の物である。が、それだけでなく、このシーンが後発のある作品にも影響を与えている。1996年公開。監督は佐藤嗣麻子。音楽は ALI PROJECTの片倉三起也。SFXスーパーバイザーに白組の山崎貴。黒井ミサが魔女として目覚める原因を描いた作品。続編ではあるが、前作より時系列では過去にあたる。本作はシリーズで最初の『魔女ではなかった頃の黒井ミサ』が描かれた作品である。そのためミサ自身は前作より活躍しなくなったものの、より緊迫感のあるスリリングなアクションを見せる和製ターミネーター的作品となっている。また本作で重要な役を演じた白鳥智恵子は、のちのTVシリーズにも別の役で出演している。1997年公開。監督は上野勝仁。音楽は鈴木大介。物語はテレビシリーズの後日談的位置付けになっている。本作において、ミサが登場人物の木下亜夜に『大切な人の遺髪』の入ったロケットを托すシーンがある。これは前述の劇場版1作目『エコエコアザラク-WIZARD OF DARKNESS』での描写を意識したシーンである。しかしこれはただのオマージュではなく、主演者は違っても本作が後述のTVシリーズから繋がっているとも前述の映画2作から繋がっているとも取れるようにするための、両方のファンに配慮した演出である。このことから、前述の劇場版2本と後述のTVシリーズとはある種のパラレルワールド扱いであることがわかる。また、本作はシリーズ中ミサが最も激しいアクションを見せ、ストーリーもシリーズ中最もヒロイックな内容となっている。TVシリーズ終盤と同じく、クトゥルフ神話へのオマージュ色が強い。本作は趙方豪の遺作となった。2001年4月28日公開。監督は鈴木浩介。加藤夏希の映画初主演作品。本作でミサ役を演じた加藤は、原作者古賀新一が最も気に入っているとするミサ役女優であり、本作製作以前は佐伯日菜子に対して同様の発言をしている。また、本作は設定を一新しBIRTH OF THE WIZARD同様、ミサの魔女覚醒以前の物語とされているためシリーズ中唯一ミサが直接魔術を使う描写がない。これ以降、映画シリーズは設定リセットと仕切り直しを繰り返していくこととなる。撮影にはHDCAMの30Pモードが使用され、デジタル処理が制作当時の最高画質で行われている。2006年12月公開。監督は太一。脚本:天野裕充、太一。音楽ディレクター:中川孝。本作は前述の映画シリーズや、後述のTVシリーズとの明確な繋がりは不明である。が、過去のTVシリーズなどへのオマージュ的なシーンも複数観ることが出来る。当初、ミサの服装は旧映画版と同じく普通の黒い制服のはずであったが、主演の近野成美によると衣装担当者のアドリブにより、当初はなかった黒いレース・フリルが手製で付け加えられることで所謂『ゴスロリ』風の特異な衣装となった。また、本作では映像作品としては初めて『首筋のカエルの手のような痣』『顔をくしゃくしゃにして殴られた顔を元に戻す』といった原作版の有名シーンへのオマージュ描写がある。アイスクリームの食べ方がわからないなど、まるでミサが人間ではないかのような描写もあり、ミサ自身のキャラクターも、シリーズ中最も抑揚がない。呪文詠唱にも他のシリーズと違い、エコーが使われず抑えめの演出がされている。さらに他シリーズのミサと違い、剣ではなく銀色の杭のような針状のアイテムを魔術道具として使用しており、自身の髪の毛から変化させているような描写もある。それ以外にも『聖獣ドルギガの涙』なるダウジングツールも使用している。本作は近野成美、梅澤詩音以外にもavex製作の『平成仮面ライダーシリーズ』に縁がある俳優達が多数出演していることも特徴である。特に主演者の一人である梅澤詩音を活かしたある仕掛けがある。2006年12月公開。監督は太一。脚本:天野裕充、太一。音楽ディレクター:中川孝。2011年製作。監督・脚本は原作者の古賀自身が務め、監督補に山口ヒロキを迎えた。「ファースト・エピソード」の名の通り、ミサが初めて黒魔術と出会い魔術師として目覚める課程を描く。ほかテレビ東京で1997年2月1日から5月31日まで、テレビ大阪で1997年10月2日から1998年4月1日までギャガ・コミュニケーションズ製作、円谷映像制作で放送された。佐伯日菜子演じる黒井ミサは最高のハマリ役と言われ、視聴率は深夜2時の放送としては異例の高視聴率を記録した。全26話。テレビ東京版は神戸連続児童殺傷事件の影響により18話で打ち切りとなったが、事件の犯人逮捕後に放送が開始されたテレビ大阪と地方局で番販された際は最終話まで放送された。また、1・2話の脚本を執筆した小中は後に「ああいう事件が起こると、それまで楽しんでいた人まで「不謹慎だ」という意識ができてしまう。でも『エコエコアザラク』みたいな番組を深夜にわざわざ見て抗議する人ってなんなんだって思う。文句言うために見てるのか。レンタルビデオでホラー借りてる人の名前を警察がチェックしたり。危機感を持ちましたね」と語っている。BGMは当初、ALI PROJECTの片倉三起也作曲の映画版での曲を流用していたが、後半は鈴木大介のものが使用されるようになる。放送後のビデオソフト化にあたり、流用曲使用部分を鈴木大介のものに差し替えている。本作はシリーズ中でも特に黒井医院とサトルの登場やミサのアルバイトなどの数々の原作オマージュを行っている。またエピソード自体も『顔』『復讐』などの原作から原案を引っ張ったものが存在する。全体は3話1部構成で3話ごとにストーリーが変化していくといった独特の構成となっている。その間、13話の『二年前』と23話の『最後の晩餐』のみ、魔女になる前のミサの過去を描くエピソードとなっており、関西地方での再放送時でのみ観ることが出来た。映像ソフトでは、1 - 13話に「THE SERIES」、14 - 26話に「THE SECOND」のサブタイトルが付けられている。過去の劇場版二作とはパラレルワールドの関係にある。シリーズ後半からはクトゥルフ神話に絡んだエピソードも登場しており、そのことがのちの劇場版IIIにも繋がっている。また本作ではミサの数々の魔術アイテムが登場する。以下代表的な物を挙げる。参照第13話「二年前」と第23話「最後の晩餐」はレンタルビデオ版には未収録で、レーザーディスク版、DVD版のみに収録されている。この2作品では、かつて円谷プロダクション製作の『帰ってきたウルトラマン』で主人公・郷秀樹を演じた団時朗と同作品のヒロイン・坂田アキ役の榊原るみがミサの両親を演じている。テレビ東京で2004年1月6日から3月30日まで、テレビ大阪で2004年1月10日から4月3日まで全13話が放送された。エイベックス・グループ製作・円谷エンターテインメント制作本作ではミサが服装がこれまでとは大きく異なり、セーラー服ではなく今風の黒いブレザー制服を着用している。当初企画時では映像版としては初の原作連載初期の中学生時代のミサを再現するはずであり、そのため当初の設定画ではかなり幼いイメージのミサで新バージョンの衣装がデザインされていた。また本作で主演の上野なつひが2役を演じた「四方田千砂」と、ミサが持ち歩くぬいぐるみ型カバンの「ビケちゃん」はシリーズ構成の脚本家小中千昭が過去に担当した作品に複数回観られた名前である。そのうちの『ビケちゃん』は、当初『ウルトラセブン』の『カプセル怪獣』のように、ミサ不在時にミサの代わりに戦う使い魔になるというアイデアもあった。本作ではかなり派手な光線技のような魔法も登場している。さらに6話にてミサが唱えた呪文には、『ハリーポッターシリーズ』に出て来る呪文が一部変形されてパロディ的に使用されている。他にも、アサメイの柄を長くして『魔法少女』のようなバトンアクションをさせる、といったユニークなアイデアも存在したようである。本作の終盤では、都市伝説として『30年前の黒井ミサ』の存在が語られる。これは映像版としては初めて原作との繋がりの可能性が示唆されたシーンである。またそれだけでなく、黒井ミサの顔が時代によって変わっている、と語られるシーンがあるがこれは本作内だけのドラマとしての話だけでなく、黒井ミサという一人のキャラクターを主演者を変えながら描き続けて来たこのシリーズの特徴を逆手に取った、ある種のお遊びともサービスとも取れる仕掛けで解釈次第で、原作とも全てのシリーズとも本作を繋げることが出来る。シリーズ後半に登場した実体を失った黒井ミサの精霊として描かれた姿も、旧作の黒いセーラー服を着たミサの顔がボカされている、といった思わせぶりな物になっている。参照 宇宙船YEAR BOOK 2005

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。