愛媛県道13号壬生川新居浜野田線(えひめけんどう13ごう にゅうがわにいはまのだせん)は、愛媛県東予地方の臨海部を東西に貫く主要地方道である。西条市から新居浜市を経て四国中央市へと繋がり、市街地・工場地帯・官庁街など各都市の重要な拠点を結ぶ延長約44kmの幹線道路であり、特に新居浜市街で信号が数十メートルおきに点在する国道11号を避ける有効な迂回路でもある。JR壬生川駅前交差点が当路線の起点となる。西条市内の当路線で特筆すべき点は2点ある。路線が分岐する点と、産業道路を担う点である。まず路線が分岐する点について、区間は西条市小松町新屋敷 - 西条市樋ノ口の間。新屋敷交差点(国道196号との重複区間)で、北東方向に延びる路線と、南東方向に延びる路線に分かれる。北東方向の路線は西条市蛭子まで至ると、旧東予有料道路を経て西条市樋ノ口に達する。南東方向の路線は中山川沿いの堤防を経て西条高校などがある街中を通過し、樋之口交差点で旧東予有料道路と合流する。産業道路を担う点について、二路線の合流後、片側2車線が確保された運転しやすい道路が延々と続く。これが産業道路である。まだ整備されてからの年月が浅いため路線沿線には商業店舗等がまばらだが、西条警察署が移転されるなど西条市内を走る主要幹線道をなしている。国道11号バイパスとの重複区間を過ぎると、信号が1箇所にのみ存在するだけで快適に走行することができる。かつて、南東方向の路線において、2004年までは大型車の離合が困難という約1.5車線の狭い区間が2箇所存在した。2003年 西条市禎瑞-西条市古川乙の間、バイパス開通。2004年 新兵衞大橋が2車線で開通し、全線が2車線化となった。2007年 西条市樋之口-西条市神拝甲の間バイパス開通。1992年には西条市船屋乙付近で、集中豪雨による土砂災害が発生し、4車線のうち片側2車線を塞ぐ事態が発生した。その後、約半年の間は土砂災害発生区間のみ暫定2車線の対面通行となった。半年後に4車線で全面復旧した。西条市へと広がる住友系工場地帯の南に近年片側2車線に拡幅改良された同道路は位置し、普通車だけでなく大型車が多く通行している。工場地帯を抜けると市街地へと入る。以前は北へ大きく曲がり臨海の片側1車線の商店街を通っていたが、現在は同道路に接続していた片側2車線の市道を県道に移管して直進する経路となっている。新居浜市役所を中心とする官庁街の東で愛媛県道11号新居浜角野線と交差する。ここは市内で最大の交差点であり朝夕のラッシュ時には多くの車両で混雑していることから抜本的な改良を望む声が大きく、県では現在一部区間で改良事業に着手している。同道路はほとんどが片側2車線であるが、市内中心部を流れる国領川に架かる平形橋は長らく片側1車線しかなく朝夕のラッシュ時には渋滞していたが、老朽化による架け替えによって片側2車線となりスムーズな交通ができるようになった。平形橋を渡ると住宅・田園地帯が広がる川東地区に入るが、同道路沿線は近年では商業開発がなされるようになり、スーパーマーケットや家電量販店等の大型店の進出も相次いでいる。JR多喜浜駅を過ぎると中小の鉄工所や流通企業などが建ち並ぶ東部工業団地に接する。同団地を過ぎると臨海丘陵地へと入り四国中央市へと繋がる。新居浜市より臨海丘陵地がしばらく続き終点近くに差しかかると、再び路線が分岐する。四国中央市土居町野田にある交差点では、東方向と南方向に分かれる。東・南方向ともに接続先は国道11号であるが、南方向には松山自動車道土居ICも接続されているため、どちらが有効な道路であるかは明言できない。路線名上は、四国中央市土居町野田で国道11号に接続する南方向が本線である(東方向は、四国中央市豊岡町長田で国道11号に接続する)。西条市新居浜市四国中央市管理は愛媛県道路公社が行っており、2006年3月31日に無料開放されて以降は、県に移管されている。以下は有料道路時代の情報である。道路名は東予有料道路(西条市蛭子 - 西条市樋ノ口)で、全線が愛媛県道13号壬生川新居浜野田線に指定されていた。通行料金は下記による。回数券等も利用できた。
出典:wikipedia
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