富川駅(とみかわえき)は、北海道(日高振興局)沙流郡日高町富川南2丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)日高本線の駅である。電報略号はミハ。1986年(昭和61年)10月まで運行されていた急行「えりも」の停車駅であった。かつては平取までの沙流鉄道の接続駅であった。単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の南東側(様似方面に向かって右手側、旧1番線)に存在する。転轍機を持たない棒線駅となっている。かつては単式ホーム・島式ホーム(片面使用)複合型2面2線を有する列車交換可能な交換駅であった。互いのホームは駅舎側ホーム中央部分と対向ホーム東側を結んだ構内踏切で連絡した。駅舎側(南西側)が上りの1番線、対向側(北東側)が下りの2番線となっていた。また島式ホームの外側1線が側線として残っており、この側線からは苫小牧方に分岐する行き止まりの短い側線を1線有した。そのほか1番線の苫小牧方から分岐し駅舎南側のホーム切欠き部分の旧貨物ホームへの側線を1線、1番線苫小牧方と2番線様似方を結ぶ渡り線を1線有していた。交換設備運用廃止後は対向側の線路は側線を含め1993年(平成5年)までには撤去されたが、ホーム前後の線路は転轍機の名残で湾曲していた。無人駅となっている。駅舎は構内の南東側に位置しホームに接している。有人駅時代の駅舎は改築され、明かり窓を配した鋭角的にそそり立つ合掌部分と板張りの外壁を有する木造駅舎となっている。ホーム側には木彫りの熊の顔が掛けられている。駅舎とは別棟でトイレ棟を有する。かつては駅舎内に売店があった(1993年(平成5年)3月時点では営業中であった)。また「ハヨピラ ししゃも祭り」と記載された駅スタンプが設置されていた。自動券売機設置駅。当駅の所在する地名より。旧駅名の佐瑠太(さるふと)は、アイヌ語の「サル・プト」(沙流川の河口)に由来する。周囲は材木工場などがあり、原木なども積んである。市街地は国道を中心に広がる。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。