飯塚 昭三(いいづか しょうぞう、1933年5月23日 - )は、日本の声優、俳優、ナレーター。東京俳優生活協同組合を経て、1988年からシグマ・セブンに所属。血液型はO型。1933年5月23日に福島県のいわき市で生まれた。その後、高校時代に芝居を始めて日本大学芸術学部に進学した後は在学中に劇団を結成し、日本各地で演劇を上演する。日本大学芸術学部卒業後も仲間と劇団を組み、公演を行っていた。洋画の吹き替えに出演したことがきっかけで、声優としても活動するようになった。それ以降もさまざまな作品に声優として出演するが、一時期は病気により声がまったく出なくなったため、特撮「メタルヒーローシリーズ」第1作『宇宙刑事ギャバン』のドン・ホラー役を第10話で降板し(役は渡部猛が引き継いだ)、次作『宇宙刑事シャリバン』で復帰した際も台詞は一言程度に抑えられたうえ、強いエコー補正をかけられるなど不調を匂わせていたが、それ以降は完全復帰して『機動刑事ジバン』まで8作連続で参加し、そのうち5作で首領の声を担当した。後進の育成にも精力的であり、所属事務所シグマ・セブンの関連会社養成機関であるDOA The・声優塾の主任講師を務めている。この他、2007年から専門学校アートカレッジ神戸にて「飯塚ゼミナール」という講義を行っている。特撮作品への出演も続けており、例えば2010年には「スーパー戦隊シリーズ」第34作『天装戦隊ゴセイジャー』では物語序盤のレギュラーとして大王モンス・ドレイクの声を担当することになった。なお、飯塚の起用は同作品の監督である長石多可男が進言したという。映画『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』では30年ぶりにドン・ホラー役に復帰し、『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』でも『シャリバン』で担当した魔王サイコの声を30年ぶりに担当した。「ウルトラシリーズ」の『ウルトラマンG』にも声優として参加していることから、「仮面ライダー」、「スーパー戦隊」、「ウルトラマン」、「メタルヒーロー」という日本の4大特撮シリーズすべてに唯一参加している声優でもある。特撮作品以外ではアニメなどにも頻繁に出演しており、2016年現在も現役で活動している。福島県出身であり、東北弁(福島弁)を話せることでも知られる。これまでに多数のアニメ・特撮作品で悪役の声を演じており、特に、特撮作品『仮面ライダーBLACK』の大神官ダロム、特撮作品『太陽戦隊サンバルカン』のヘルサターン総統、アニメ『魔神英雄伝ワタル』のドアクダーなど、首領・幹部クラスの役柄を多くこなしている。悪役以外にも様々なタイプの役を演じおり、アニメーション映画『リロ・アンド・スティッチ』やゲーム『クラッシュバンディクー』やゲーム「スーパーロボット大戦シリーズ」、テレビアニメ『人造人間キカイダー THE ANIMATION』などで、天才科学者の役も演じてきた。このように出演作は多岐に渡るが、主役を務めることは少ない。しかし2009年には『カールじいさんの空飛ぶ家』で主役のカール・フレドリクセンの声を担当した。『人造人間キカイダー』のムック本が発売された際、その編集者から「30年間地球と戦い続けた男」という称号を送られたと嬉しそうに語っていた。書籍『キカイダー讃歌』におけるインタビューにあたっては、部屋に入るなり、出版を記念して復刻されたハカイダーのスーツを目にするや「この年でかぶり物をやらされるとは思わなかった」と、頼まれていないのに自ら本物のハカイダーに扮している。インタビューの中で映画『人造人間ハカイダー』を語っており、当初ハカイダーの声優としてオファーが来たが、その後「やはりオーディションを受けてくれ」と事情が変わり、飯塚はこのオーディションを受けるつもりでいたが、製作サイドのあまりに自分をオリジナルの声優として尊重しないぞんざいな態度にオーディションを降りたという。ボランティア活動にも積極的に参加しているが、その理由をこれまでの経歴にかけて「何度も地球を征服しようとした罪滅ぼし」と冗談めかして語ったこともある。また、「宇宙刑事シリーズ」等、音声はアフレコを前提とする特撮番組の収録の際は新人俳優に台詞の特訓をしていたこともあり、特撮番組に出演した経験のある俳優からも人望が厚い。過去に『超人バロム・1』においてドルゲを演じ、その後、ゲーム『ローグギャラクシー』でドルゲンゴアという名の類似したキャラクターを演じている。これは偶然であり、レベルファイブの日野晃博社長は「特に意味はない」と『ローグギャラクシー』収録の際に語っており、このため、飯塚が「昔ドルゲをやっていた」と言うと驚いていたという。ドルゲの特徴的な「ルロロロロロ…」という怪音は、本人によると脚本には「レロレロ」等としか書かれていなかった。飯塚は先んじて『好き! すき!! 魔女先生』で敵役のクモンデスの「チューカカカッ」という奇妙な鳴き声をアドリブで生んでいて、これがプロデューサーの平山亨に強い印象を残し、ドルゲでの起用となったという。日本大学在学中は、原節子と田中絹代のファンで、熱心に映画を観ていたという。そのため『千年女優』で立花源也を演じた際、主人公・藤原千代子を具現化するのも早かったという。声優をするために舞台活動をする若手声優に対し、「目的を他において舞台をやってほしくない」(本人によると、真意は、「声優の仕事がない時の穴埋めとして、安易に舞台に立つ者がいるので、そういうことはやめてほしい。舞台に立つ以上は真剣に取り組んでもらいたい」とのことである)と苦言を呈している。内海賢二とは「昭ちゃん」と「賢坊」と呼び合うほど親交が深かった。しかし、その内海が、2013年6月に他界。同年10月に放送される『はじめの一歩』の第3期で内海の持ち役である鴨川会長の声を引き継ぐことになった。飯塚はオファーを受けた際、非常に悩みながらも「賢坊のまねはできませんが、僕なりに葛藤しながらこの役を精いっぱいやらせていただければ」と語っている。※太字は主役・メインキャラクター。1967年1970年1971年1972年1973年1974年1975年1976年1977年1978年1979年1980年1981年1982年1983年1984年1985年1986年1987年1988年1989年1990年1991年1992年1993年1994年1995年1996年1997年1998年1999年2000年2001年2002年2003年2004年2005年2006年2007年2008年2009年2010年2011年2012年2013年2014年2015年2016年1985年1986年1987年1988年1989年1990年1991年1992年1993年1994年1995年1996年1997年1998年2000年2001年2002年2003年2004年2006年2007年2008年2010年1978年1981年1983年1984年1985年1986年1987年1989年1991年1992年1993年1994年1995年1996年1998年2002年2003年2004年2008年 2009年2010年2011年2012年2014年1990年1993年1994年1995年1996年1997年1998年1999年2000年2001年2002年2003年2004年2005年2006年2007年2008年2009年2010年2011年2012年2013年2014年2015年2016年2017年1971年1972年1973年1974年1975年1976年1977年1978年1979年1980年1981年1982年1983年1984年1985年1986年1987年1988年1989年1990年1991年1992年1994年1996年1998年1999年2001年2006年2010年2011年2012年2013年2015年2016年
出典:wikipedia
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