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常用対数

常用対数(じょうようたいすう、common logarithm)は 10 を底とする対数のことである。数の表記で通常用いられる十進法表示と親和する。工学や天文学など、十進法に基づく科学的記数法で用いられている。かつてはコンピュータでの数値計算にも用いられていたが、現在のコンピュータにおいては二進法で数値計算を行うことが主流であり、常用対数はほとんど使われていない。対数はもともと、巨大数の概数を知るために発見されたものである。任意の正の数 に対し、 により定められる実数 を、 を底 (base) とする の常用対数 (common logarithm) といい、記号 で表す。つまり、となる。このとき、 を真数 (antilogarithm) という(用語などの仔細は、おおもとの対数の項を参照されたい)。例えば、, , , である。ある常用対数(例えば )の整数部分 (2) をその常用対数の指標または標数 (characteristic)、小数部分 (0.301) を仮数 (mantissa) と言う。底である 10 はしばしば省略を受け、単に と書かれる。このような省略は文脈上誤解のない場合に行われるもので、 が常用対数を意味するのは、工学や天文学など、十進法に基づく指数表記が用いられる文脈においてである(常用対数以外の特殊な底に関する略記に関しては、対数の項を参照)。常用対数の値は、その真数の十進法表示がどの程度の桁数であるのかを示す指針となる。実際、 が自然数のとき、 の桁数は、 の整数部分 に 1 を足した数に等しい([ ] はガウス記号)。また、 のとき、 の小数首位(小数点以下に最初に現れる、0 でない桁)は、 で与えられる。底の変換公式 を用いれば、常用対数の値は同じ真数に対する自然対数の 倍となることがわかる。常用対数のもっとも身近な例のひとつが、化学で使われる水素イオン指数である。これは次のように定義されている。任意の正の数 は、 (, は整数)の形で表せる。したがって、任意の真数 に対する常用対数 の値を知りたいときには、 より、真数が 1 以上 10 未満のときの値から算出することができる。下記の常用対数表は、左の列に真数の小数第1位までが、上の行に真数の小数第2位が書かれている。例えば、 の値は、1.2 の行と 3 の列を読むことより、約 0.0899 とわかる。常用対数を利用して、非常に大きい数や非常に小さい数の位を求めることができる。例えば、 が自然数の場合、 の桁数を とすると(これは によって求まる)、 の最高位の数字 () はすなわちで与えられる。それを知るには、を知ればよい。これを用いて、例えば などにより、1桁 (1~9) の常用対数の概数が求まる。10 の冪およびその逆数(…, 0.01, 0.1, 1, 10, 100, …)でない有理数の常用対数は無理数である(無理数の中でも超越数に分類される)。したがって、常用対数表に現れる数値は 以外すべて無理数であり、たとえば上記の表は小数第5位で四捨五入されている。

出典:wikipedia

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