『ザ!鉄腕!DASH!!』(ザ・てつわんダッシュ、英字表記:THE TETSUWAN DASH)は、日本テレビ系列で放送されているTOKIO出演のバラエティ番組である。略称は『DASH!!』。放送時間及び放送局は沖縄県を除くNNN系列30局ネットで毎週日曜日 19:00 - 19:58(JST)(放送開始前、18:59:30 - 19:00に当番組の放送内容が放送される。)、沖縄県ではフジテレビ系列の沖縄テレビで毎週日曜日 14:00 - 15:00に放送。2006年度「子供とメディアに関する意識調査」(日本PTA全国協議会主催)において、「親が子どもに見せたい番組」第10位に選出された。また、民放連から2010年5月14日・2011年春に発表された「青少年に見てもらいたい番組」の1つとしても本番組が選出されている。特に近年では高視聴率を連発しており、2014年のバラエティ年間平均視聴率ランキングでは首位を獲得している。TOKIOが「人間の限界」に挑戦する新しいタイプのバラエティとして、1995年11月2日に木曜深夜枠で『鉄腕!DASH!!』のタイトルでの放送開始。当時は30分番組(放送時間23:25 - 23:55)で、日本たばこ産業(JT)の一社提供だった(現在の時間帯では一時期は各社扱いで前半枠のスポンサーとして参加した)。初のTOKIOメインの本格バラエティでもある。司会は当時日本テレビアナウンサーだった福澤朗と山口美江(1996年の芸能界引退に伴い降板し、後に研ナオコに交替)で、当初はスタジオに観客を入れたトーク形式で進行されていた。なお、若手女性タレントを中心にゲストも出ていたことがある。また、一時期アシスタント役で本上まなみもレギュラー出演していた。深夜時代には途中でオープニングのロゴ映像が1回変更されている。その後『ZZZ』月曜日第1部枠(放送時間23:45 - 24:15)に移行し(この時より収録場所を後楽園ホールから日本テレビに変更)、1998年3月30日で深夜枠での放送を終了した。1998年4月12日よりタイトルを現在の『ザ!鉄腕!DASH!!』に改め日曜夜のゴールデンタイムに進出し放送時間も56分に拡大され、さらに半年後の同年10月18日放送分より58分へと拡大された。2000年6月4日放送より始まった「DASH村」が番組を代表するメイン企画となり、『笑点』や『サザエさん』と並ぶ日曜日の名物となった。この頃からスタジオ収録を終了(同時に福澤と研も降板)し全編ロケ形式に変更となり、TOKIOのメンバーも全員が同時に出演する機会が減るようになったが視聴率は徐々に上がっていった。2002年4月14日からテレビ大分とテレビ宮崎を除き、5分延長して18:55からのフライングスタートとなった(実際には18:56:30開始)。ただし、19:00スタートとなる2局に配慮してその5分間は19時からの放送内容などが紹介される『ザ!直前!DASH!!』というタイトルの別番組(ミニ番組)での放送となった。2007年2月4日放送分より地上デジタル放送で番組連動型のデータ放送を開始。ハイビジョン制作開始が他の番組より遅く他番組がハイビジョン制作が主流の中この番組は通常画質で制作されていたが、2009年9月6日放送分よりハイビジョン制作されるようになった。それ以前の2008年10月26日放送分から前述のサイドパネルのデザインに加えて企画ごとにサイドパネルのデザインが変更されるようになり、ハイビジョン移行後も通常画質(4:3)の映像の際は引き続きサイドパネルを使用する。日本テレビのプライムタイムで唯一字幕放送を実施していなかったが、2008年7月6日放送分より開始した(ただし通常の字幕放送ではなく、リアルタイム字幕放送形式で行われている)後に2009年12月13日放送分から初めて通常の字幕放送を実施。2008年3月いっぱいで『ザ!直前!DASH!!』は終了し(後番組は『プレミアムスウィッチ』)、翌4月から再度19:00からの放送に戻った。2014年現在はその代替として、18:59:30から、全国ネットで当日の内容の見所を紹介するVTRが流れ、そのまま19:00からの本編へと繋がる。この編成は通常放送のない特別番組時も同様である。また、2012年7月1日より、日本テレビの制作する部署が、情報エンターテインメント局から制作局へ移管した。2016年現在、深夜時代を含めるとジャニーズ事務所所属タレントがレギュラー出演しているバラエティ番組では最も放送期間の長い番組である。2013年7月21日の放送で放送500回を達成した。1998年のゴールデン進出から1999年まで、春と秋の番組改編期に番組対抗スペシャル『スーパークイズスペシャル春は超人気番組大集合マジカル特命まる見えバラ珍DASHコラえて大辞テンGyu!っとメレンゲぐるぐる快傑おしゃれにヒッパレ!!』が放送されている。2013年から春と秋の番組改編期に番組対抗スペシャル『DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり 日テレ系人気番組No.1決定戦』が放送されている。2016年10月16日19:00 - 20:54には『世界の果てまでイッテQ!』とコラボレーションを行い、『DASH×イッテQ!はじめての交換留学2時間SP』が放送される。ゴールデン移動後しばらくは視聴率は低迷していたが、DASH村が始まった2000年代はほとんどの回で15%以上を記録し、時には20%を超えることもあった。現在は18%前後で推移しているが、時折20%を超えることもある。かつては、プロ野球のシーズン中は東京ドームでの巨人戦が優先されることが多いため、月1~2回の不安定な放送になることが多かったが、2007年以降は他系列局やBS日テレ、日テレG+での巨人主催試合の放送が増加したことで、野球中継による休止が大幅に減った。また、2010年代に入ってからは土日における日本テレビの19-20時台のレギュラー番組が概ね好調であるため、例え放送権があっても野球中継を組まないことが多くなっている。現在の関東地区の最高視聴率は、2004年10月3日放送の2時間スペシャルで25.0%(ビデオリサーチ調べ)。2014年のバラエティ年間平均視聴率ランキングでは、この番組が平均視聴率18.4%で首位となった。オープニングは5色の人間が中央に集まり、虹色に輝く「DASHマン」と呼ばれるキャラクターになり、タイトルロゴを形成する。スタジオ収録時代のオープニングではBGM(ゴールデン進出後はドイツの音楽グループ「」の「FIRE」が使われていた)と共にTOKIOが入場し福澤が「今日もブイブイいくぞ〜!」と叫び、タイトルロゴのアニメーションが表示されるのがお馴染みであった。エンディングは、スタジオでのラストトークでエンディングテーマが流れ始めたあたりで、TOKIOのメンバーの誰かが「ザ!鉄腕!」と叫んだ後に続き、スタジオにいる全員が「ダーッシュ!!」と叫んでエンディング(スタッフロールと次回予告)に入る、という内容であった。2004年11月28日放送の10周年記念スペシャルでも行われ、現在(2015年)のところこれが最後となっている。冒頭に放送される企画がソーラーカーの場合は、ほとんど番組のタイトルロゴが表示されないことが多い(冒頭の企画に関係なく番組終了までタイトルロゴを表示しない場合もある)。2007年以降は一時期、19時からの開始直後に提供クレジットを出し、一旦CMに入ってから本編を流してタイトルロゴの表示をする形態であったが、『ザ!直前!DASH!!』終了後の2008年4月より元の形態に戻った。エンディングテーマはTOKIOによる楽曲で『MAGIC CHANNEL』(放送開始以降) → 『Dash For The Dream』(1997年から) → 『何度も夢の中でくり返すラブソング』(ゴールデン進出後) → 『Dash For The Dream』と移り変わり、「DASH村」開始以降、スタジオ収録終了とほぼ同時期にエンディングテーマ自体が廃止され、現在エンディングはホームページ「DASH WEB」の紹介と次回予告となっている。また、DASH島開始以降は、DASH島で釣り・漁を行った回のみ、黒バックで日本国内の島への無断立ち入り及び無許可の魚介類採取が禁止されていることを注意する画像が表示される。なお、タイトルロゴに「!」や「!!」は付いておらず(ロゴでの表記は「THE 鉄腕DASH」)、近年の新聞などのラテ欄では最後の「!!」が省略されている。また、2009年4月頃に本放送でのタイトルロゴ映像が立体的なものに若干変更されている。平野義和が務める番組内のナレーションでは、山口達也と国分太一は「達也」「太一」と名前で呼ばれ、城島茂、松岡昌宏、長瀬智也は「城島」「松岡」「長瀬」と姓で呼ばれておりTOKIO内で呼称が統一されていない。また「この男」と呼ばれることもある(特に城島)。またTOKIOメンバーの年齢などから体力を一気に消費する企画(リレー対決など)は近年少なく、移動手段も自転車から乗用車を使うことが多くなった。前述通りスタジオ収録廃止以降はスペシャルを除きTOKIOメンバーが揃って出演することは稀であり、現在は各メンバー2、3人ずつくらいで出演している。この中で城島と山口はほぼ毎週出演し共に行動することが多いほか、一時期はこの二人でいることがほとんどであった。国分と松岡は現在月に1回程度での出演となっており、長瀬に至っては2009年はほとんど出演機会が無く、2010年4月11日放送のソーラーカー日本一周最終回が久々の出演であり、再びそれ以降全員揃ったのは2015年11月8日放送の放送開始20周年を迎える記念企画「17年ぶりの復活・TOKIO vs 阪神電車ジェットカー」のリレー対決において5年ぶりに集結した。土曜ドラマでメンバー主演のドラマが放送されるときは番組内で宣伝することもある。なお、それ以外は一部の企画を除きゲスト枠・番宣枠が少なく、ほぼTOKIOのメンバーのみで成り立つ企画が多いのも当番組の特徴である。ホームページ「DASH WEB」は今までに放送された内容の一部や未公開部分の写真(静止画)を多数公開しているが、ジャニーズ事務所の肖像権管理の規制に配慮して、TOKIOのメンバーが少しでも写っている写真は1枚も公開されていない。番組の企画自体がチャレンジ系のものが多いためか、しばしばチェーンメールのネタに使われる。内容は大抵の場合、「番組の企画でメールがどこまで広まり、いつ同じ内容のメールが返ってくるか実験しているのでメールを数名に転送の協力をしてほしい」というものである。同番組は一度もそういった企画を行っておらず行う予定もないとコメントしており、一時期には番組の冒頭やエンディング間際や公式サイトに視聴者に対して注意を促していた。放送開始当初は実験・企画名の前にテーマ別の呼称があり「チャレンジDASH」(リレー対決など、力勝負が主のもの)・「クエスチョンDASH」(「○○で△△はできるか?」など実験過程等を放送するもの)などが存在しているが、ゴールデン進出後はこれらの区別をせず直接テーマを述べる形が多くなってきている(まれに「クエスチョンDASH・○○で…」などと呼ばれるケースが残っている)。など。その他1、2回で終わったうえ総集編では採り上げられなかったマイナーな企画や次週予告では放送されたものの結局放送されなかった企画も多数ある。一時期、千葉県木更津市にあるケーブルテレビ局(木更津ケーブルテレビ、現ジェイコム千葉)で同番組を真似した番組『鉄骨!DASH!!』のタイトルで放送されていた。1999年当時、木更津ケーブルテレビの31チャンネル(現在は廃止されている)で日曜日 17:30から放送。出演者はTOKIOメンバーそっくりのTOKIQ(トキキュー)で内容は本家(鉄腕)とほぼ同じだが、規模が小さくロケ地はほぼ千葉県内で完結していた。これは同番組でも企画の1つとして取り上げられ、最終的にはTOKIOとTOKIQが共演するまでに至った。1997年8月の24時間テレビではこの年のマラソンランナーが山口であったため、出演番組であったDASHの24時間テレビ版として早朝4時台の2時間を「早朝!DASH!!」として放送した。出演者は福沢・研の司会コンビのほか24時間テレビ出演者数人。内容は以下の通り。これ以降も、24時間テレビ内でこの番組のスタッフが参加したり、この番組のフォーマットを踏襲したスペシャル企画がほぼ毎年のように放送されている。特にTOKIOがメインを張る年(メインパーソナリティー、あるいはメンバーがチャリティーマラソンランナーを担当する年)ではこれが顕著になる。2011年以降の元日(1月1日)には『元日はTOKIO×嵐』の第1部としてウルトラマンとのコラボレーション番組『ウルトラマンDASH』が18:00 - 21:00に放送されている。2013年までの正式名称は『3分間で奇跡を起こせ!ウルトラマンDASH』(さんぷんかんできせきをおこせウルトラマンダッシュ)であった。タイトルロゴも本家とは違い、DASHマンの部分はウルトラマンがスペシウム光線を構えるポーズが使用されている。この番組では、至難の業とも言えるチャレンジに挑む超人を『ウルトラマン』に例えて、10分間という限られた時間で挑戦するというもの。挑戦時間はカラータイマーのセグメント数字で表示され、カラータイマーの音声も初代のものが使われている。以前は本家のスペシャル番組として類似した内容が放送されていた。番組の企画自体は古くからあったが(最初の司会者は古舘伊知郎)、TOKIOが出演するようになってから『ザ!鉄腕!DASH!!』の特別編という位置づけになった。
出典:wikipedia
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