国道460号(こくどう460ごう)は、新潟県新発田市と同県柏崎市とを結ぶ一般国道である。新発田市から阿賀野市と、新潟市中心部のベッドタウン各市・行政区を大きく取り巻くように結ぶ、新潟都市圏の外環状線として機能している。1993年に県道(当時の主要地方道新津新発田線、同新津白根線、同巻白根線など)から昇格した。国道指定にあたっては前述の新潟都市圏の幹線道路という背景に加え、当時西蒲原郡巻町(現新潟市西蒲区巻地区)で東北電力が計画を進めていた巻原子力発電所へのアクセス道路として整備する目的も含まれていた(原発計画はその後中止となっている)。国道指定当初、旧道区間がそのまま指定されたため、現在も阿賀野市水原地区、新潟市秋葉区新津地区、南区白根地区、西蒲区巻地区の各中心部などには市街地を経由する狭隘な旧道区間が残っており、車種によっては迂回を強いられる区間も少なくない。国道指定後、管理者である新潟県は各所のバイパス化に順次着手し、各所で建設事業が進められている。なお新潟市内の区間は2007年4月1日に同市が政令指定都市へ移行したのに伴い、県から市に移管されている。新潟市秋葉区新津地区内の区間については、市街地北側を迂回する「新津東バイパス」が2001年に開通した。また新津地区西部から南区白根地区にかけての区間では、信濃川に架かる臼井橋と同橋西詰の臼井から古川に至る「臼井バイパス」の建設事業が1985年から進められ、新橋梁の架替えを行う臼井橋が最後まで残されたが、2015年10月に竣工・開通し、全通した。加えて白根地区ではこの他、中心部の簔口交差点 - 日の出町交差点間のバイパス道路が1990年代末に全通している。さらに西蒲区巻地区内の区間は市街地南側を経由する巻南バイパス(新潟市西蒲区漆山 - 同区五ケ浜)の整備が1974年から進められており、巻潟東IC - 河井間、赤鏥 - 巻甲 - 鷲ノ木間(3.7km)、福井 - 五ケ浜間(2.3km)はすでに開通済み。現状では巻南バイパスの残余区間のうち福井地区の整備が進行中である。秋葉区西部に整備が予定されている小合バイパスは未だ計画段階である。阿賀野市と新潟市秋葉区の間、阿賀野川に架かる阿賀浦橋は延長942.4mの橋長を有し、新潟県・新潟市が管理する国道・県道の中では最も長い橋梁である。※国道402号との重複区間を除く
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。