あかぎは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が上野駅・新宿駅 - 高崎駅・新前橋駅・前橋駅間を、山手線・東北本線・高崎線・上越線・両毛線経由で運行している特急列車である。本項では、「あかぎ」の派生系統で、上野駅・新宿駅 - 本庄駅・高崎駅・前橋駅間で運行される特急「スワローあかぎ」、および過去に両毛線で運転されていた優等列車の沿革についても記述する。草津温泉・水上温泉郷への観光客を輸送する特急「草津」「水上」と同じく、上野駅から東北本線・高崎線を経由する列車である。「あかぎ」は1950年に、上野駅 - 桐生駅・小山駅間を高崎線・両毛線経由で運行する快速列車として運転を開始。1960年には上野駅 - 前橋駅間を毎日運転する臨時列車として準急列車になり、1961年に定期列車化された。1966年に「あかぎ」は急行列車に格上げされ、「はるな」と統合し「あかぎ」は2往復運転された。1982年11月15日に上越新幹線開業に伴うダイヤ改正で特急列車(新特急)へ格上げされた。ダイヤは下り8本、上り5本が設定されており、下り1・3・7号が上野発本庄行き、下り5・11・15号/上り4号が上野駅 - 高崎駅間、下り9・13号/上り6号が上野駅 - 前橋駅間、上り10号が新前橋発上野行き、上り2・8号が新宿駅 - 前橋駅間で運行される。上り10号が夕方に運行される以外は、下りは夕方以降、上りは朝の時間帯に運行される。下り8本・上り5本がすべて運行される日はなく、平日は上り8号を除く全列車、土曜・休日は下り5・9号/上り4・6・8号が運行される。列車名は、平日の6・10号および土曜・休日の全列車が「あかぎ」、平日の6・10号以外の列車が「スワローあかぎ」となる。2014年3月15日ダイヤ改正で新設された「スワローあかぎ」のうち、本庄行きの列車は2014年3月14日以前の鴻巣行き「ホームライナー鴻巣」を特急に編入(ただし、上野発23時台は廃止)の上で、運転区間を延長したものになっている。ホームライナー時代には整理券による着席整理を行う関係で始発駅である上野駅以外では乗車できなかったが、特急格上げにより途中のどの駅からも乗車が可能になった。また「スワローあかぎ」については、従来の指定席・自由席の区別を廃止し、「スワローサービス」が導入された。2016年3月26日ダイヤ改正で新宿駅発下り列車が廃止となり、新宿駅乗り入れは上り1本のみとなる。上野駅 - 赤羽駅 - 浦和駅 - 大宮駅 - 上尾駅 - 桶川駅 - (北本駅) - (鴻巣駅) - 熊谷駅 - 深谷駅 - 本庄駅 - 新町駅 - 高崎駅 - 新前橋駅 - 前橋駅基本的に東京方面から高崎駅経由および東北本線(宇都宮線)経由で両毛線へ直通する列車について記述する。ただし、1980年代以降は運行区間の重複や扱いにおいて同等であることから、高崎線内のみの運行となった優等列車についても記述する。
出典:wikipedia
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