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振気流

振気流(しんきりゅう)とは、隈元実道が編み出した武術の流派。隈元振気流、あるいは隈本流とも呼ばれる。剣術と柔術からなる。流祖である隈元実道は嘉永3年(1850年)12月に薩摩藩の草牟田に生まれ、剣術は父より直心影流を、明治に入ってから山岡鉄舟より一刀正伝無刀流を学んだ。柔術は荒木流、起倒流、関口流など多くの流派を学んだ。日本陸軍の憲兵将校となった隈本は台湾出兵、西南戦争に従軍し、抜刀隊を率いて活躍した。この経験より、片手で扱うサーベル形式であった当時の軍刀で、両手で刀を扱う日本剣術の技法を使うことを想定した「短柄剣術」を提唱した。柔術は「練体柔術」とした。隈元は東京の赤坂丹後町に道場を開いたが、1892年(明治25年)5月8日に皇太子(後の大正天皇)が道場に来訪したことを契機として、道場の名を「振気館」と改め、自らの武術を「振気流」と称したとされる。明治33年(1900年)には在住していた天津で「人入堂」という道場を開き、武術を教える傍ら中国の各種武術を研究した。その後、振気流は陸軍における剣術の主流となった。前述の通り、振気流は短柄剣術と練体柔術を二本柱としている。剣術は「剣術基本演習」「振気流剣法之形五本」「古流十之形」の3段階からなっており、それに剣舞が付属している。「剣術基本演習」は第一教から第二十三教まであり、「振気流剣法之形五本」は「矢筈切合」、「垂柳打込」、「常山之蛇」、「真剣相打」、「手心之鎬」の五本からなる。「古流十之形」は太い袋撓を使って行う。練体柔術は初段から三十段まであり、六段から八段までは明治21年(1888年)に久富鉄太郎が発行した「拳法図解」に掲載されている各流派の形をそのまま採用しているが、それらの技に「裏」という振気流独自の返し技が設けられている。また、振気流には「流旨五首」という流儀の極意を伝える和歌が伝わっており、それぞれの歌に長い解釈が加えられている。

出典:wikipedia

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