チェーンカッター () は、自転車やオートバイなどに用いられているローラーチェーン(以下チェーン)を切ったり繋いだりする工具である。自転車のチェーンは、小さなコマが鎖状に繋がった構造になっている。コマを構成する部品であるピン(軸棒)を、チェーンカッターで押し出したり、圧入したりすることで、チェーンを任意の箇所で切断、接続できる。日本語ではカッターと言う名前がついているが、刃をもちいて切削加工するわけではなく、チェーンを繋いでいるコマを分解して切り離す。チェーンカッターはチェーンの形状(幅やピッチ、条数)にあったものを用いて作業する。基本的には、押し出したピンは再利用せず廃棄し、新しく「アンプルピン」と呼ばれる接続専用のピンを使用する。これは一度ピンを押し出したコマの穴が、少しだけ広がってしまい、再び同じピンを圧入すると元よりも緩い状態となり、その部分が切れやすくなる問題のためである。これを解決するために、アンプルピンはテーパー形状をしており、圧入時にわずかだけ穴を広げながら進んでいく。また先端が細くなっていることは、圧入の作業を容易にする目的もある。ちなみに自転車のチェーンでは、8速用、9速用など変速段数によってチェーンの幅が異なり、アンプルピンの太さも違う。
出典:wikipedia
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