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K2 (戦車)

K2(ケーツー、 K2 ")は、大韓民国がK1の後継として開発中の次期第3・5世代主力戦車である。愛称は「黒豹」(くろひょう、(、フックピョ、Heukpyo)、ブラックパンサー (Black Panther))。当初は2011年に配備する予定であったが、国産開発するとしたエンジンとトランスミッションに欠陥が相次ぎ、戦力化が長く遅れた。妥協の末に2012年12月17日、2014年3月から戦力化するとした一次生産分100両には、ドイツMTU社製のエンジンとドイツRenk社製のトランスミッションを組み合わせたユーロパワーパックを採用する事とし、以降の車両への搭載を目指して引き続き国産エンジンの開発完了を目指す事を決定した。K1はその出現当時、仮想敵である北朝鮮が配備しているT-55及びT-62を相手にするには必要十分な性能であったが、北朝鮮が継続的にT-62の改良を行い近代化している(天馬号戦車)ことを受け、120mm滑腔砲に換装したK1A1に移行した。K1の比較的小柄な車体に大口径の主砲を搭載したK1A1は、砲の威力は十分であったものの、機動力や砲弾数など運用上の問題点を抱えた戦車となった。1990年代に入り、K1以前の戦車であるM48約900輌の老朽化が著しく、その更新が急務となった。また、北朝鮮がT-72に相当する125mm砲搭載戦車を開発することも考えられた。関係各機関の検討の結果、新型戦車は120mm砲搭載戦車として一から設計開発することになった。本車はこの結果、K1の後継車種を検討する計画(KT-X計画)として、1995年から11年の期間と2億3,000万ドルの開発費を投じ、開発されたものである。韓国陸軍では、2011年を目処に量産初号機の配備を計画し、生産は現代ロテム社において行われる予定であった。調達輌数は当初は600輌を予定していたが、後に200輌に縮小された。価格は1輌あたり約850万ドル(約83億ウォン)。コンポーネントの国内生産率は試作車では77%、量産型では90%以上を目標としている。しかし、韓国産のパワーパックに欠陥が多発しており、国産の開発日程の遅延や予算執行に影響が懸念されている。2011年時点では2013年6月の完成を目標としていた。また、初期生産の100輌分については、国産を断念し、ドイツ製パワーパックの輸入が検討されたが、国内メーカー寄りの議員から「輸入の法的手続きがされていない」、「輸入パワーパックでもテストが必要だから、戦力化を早めることにはならない」などと、輸入推進派を牽制する発言が出ていた。これに関しては2012年12月に、最初に戦力化する100両分はドイツ製パワーパックを輸入する事を最終決定した。この間、当初3両あった試験車両は試験を重ねて消耗していき、量産車両が完成し始める2014年半ばまで走行可能なK-2戦車は試験車両の内1両のみという状態が続くことになった。2013年6月18日、韓国防衛事業庁は国防委員会の業務報告において、 パワーパックの問題で中断されているK-2戦車について、同年11月から翌年2月までに初期量産ロット13台の性能試験を行い、結果を2014年9月の国会に報告して戦力化するかどうかを決定すると発表した。2014年6月、量産車両の引渡しが開始され、同年末にかけて初の量産分となる15両が軍に配備されることになった。更に追加で20両の生産と配備が決定し、合計35両が2014年内に配備される。なお調達輌数については、韓国内では2014年現在700両以上が現役に就いているのM48を更新するには少なくとも500両以上の新型戦車が必要という意見があり、こうした論者からはK-2の生産量数は200両から再び上方修正されるかもしれないという予測も出されている。2014年9月29日、予算不足の為K-2にハードキルタイプのアクティブ防御システム(APS)が搭載されなかったことが判明した。同システムは1両当たり10億ウォンと高価なため、調達価格を1両80億ウォンに抑えるための今回の処置であると見られている。第2次生産分にあたる100両も、同様にハードキルAPSは装着しない予定であるという。なお、後述するように本車にはソフトキルタイプのAPSが標準搭載されており、同時稼働した場合の相互干渉も指摘されるなど、ハードキルAPSの搭載計画自体現実的でなかった。2014年10月25日、技術力不足により国産パワーパックが合同参謀本部が設定した加速性能に関する作戦要求性能(ROC)「0→32 km/h加速が8秒以内」を満たすことが出来ず「0→32 km/h加速8.7秒」という性能しか発揮できないことが判明し、そのままでは軍へK2戦車の納品できないため、ROC自体を10秒に引き下げて納品されることが報道された。2015年5月13日、韓国防科学研究所がK-2に次ぐ新戦車の開発をスタートさせている旨が報じられた。レールガン、ハイブリッド動力、軽量高強度の新素材を採用した複合装甲、光学迷彩などの最新技術を結集し、2030年までの量産化が目標と謳われたが、2016年2月11日、K-3の研究開発は未着手の上、K-2開発チームもトルコのアルタイ戦車開発のサポート要員を残してすでに解散していることが判明した2016年10月13日、国産パワーパックを変速機単品耐久度検査にかけた際、その過程でメインポンプ駆動ギアを支持するベアリングが破損したり、メインハウジングにひびが油が流出される等、異なる4種類の欠陥が発生していたことが判明した。これにより2019年までに量産することにした2次生産80台と、追加物量で決定された3次生産118台の戦力化が、先延ばしになる恐れが出ている。当初は140mm砲搭載戦車として計画され、ラインメタル社製140mm砲の検討を行なったが、同じラインメタル製120mm滑腔砲L55の方が試験結果は良好であり、また陸軍の将来脅威の見積もり上、140mm砲は不必要と判断された。この新戦車開発は現代ロテム社を中心に国防科学研究所 (ADD)、WIA社などその他の国内軍需企業と協力して進められた。エンジン、アクティブ防御システムはドイツ、ロシアの企業からの技術提供を受け開発されている。K2に搭載される火器は、韓国WIA社で開発した55口径120mm滑腔砲1門、7.62mm同軸機銃1門、砲塔上には車長が操作するK-6 12.7mm機銃1門である。主砲への砲弾装填は自動化されており、砲塔後部の仕切られた区画に諸外国の自動装填装置を参考に開発されたベルト式の自動装填装置がある。そのため装填手は搭乗しない。主砲弾は自動装填装置内の弾倉に16発、残り24発が車内の計40発を、砲塔上の12.7mm重機関銃の弾薬は計3,200発、また主砲同軸7.62mm機関銃の弾薬は計12,000発搭載しているという。砲塔は電気モーターで稼働する。また、ドイツディール社との共同で主砲発射型の誘導砲弾を開発中であり、戦車の上部面及び隠掩蔽された目標に対しトップアタックにより撃破することが可能となるとされている。K2の車体前面及び砲塔前面には、モジュール化されたSiC系複合装甲が使われている。また爆発反応装甲も採用していおり、車体前面右側・弾薬庫上面と砲塔上部と側面・砲手&車長登場ハッチに存在が見受けられる。爆発反応装甲についてはロシアより技術協力を受けている。なお、勘違いされやすいが、砲塔前面の両端に付いているパーツはセンサーであって装甲ではない。砲塔前面はルクレールに類似した縦横に絞り込まれた形状をしており、その左右端にアクティブ防御装置と煙幕展張などに用いる多目的弾発射機が搭載されている。2007年に公開された試作車では砲塔側面は雑具箱が取り付けられており、中空装甲の一部としての役割を果たすものと見られる。また、ADDが公開した砲塔部の装甲要領によれば雑具箱外側面の一部及び上面の一部には爆発反応装甲が設置されることになっており、砲塔上面やハッチ上の爆発反応装甲は試作車の映像からも確認できる。なお、試作車の映像からは、車体前部上面、ドライバーズハッチ横にも爆発反応装甲らしきものが確認できる。試作車公開後、韓国のニュース番組で砲塔主装甲に対し近距離からの耐弾試験の映像が紹介された。1発の被弾に対し間を置いて2回の閃光が発生し、最初の閃光後に大量の煙が発生しているのが確認できる。報道では装甲は抗堪しているとされる。K2開発に際し、韓国国産のパワーパック(エンジンとトランスミッションを組み合わせた動力伝達機構)が新開発され、国産の4サイクルV型12気筒水冷式ディーゼルの1,500馬力エンジン(K1シリーズの1,200馬力から向上している)を搭載する。試作車のXK2はドイツMTU社のMT883(UAE向け輸出仕様のルクレールは、駆動系をユーロパワーパックに換装しており、これと同一のライセンス生産との情報もあり)を搭載していたが、量産型のK2は斗山インフラコア社とADDが共同開発した1,500馬力エンジンを搭載する予定であった。当初、この国産エンジンは「新型の小型エンジンによって、同程度の馬力を発する他形式のエンジンに比べ省スペースとなり、余剰スペースにサムスンテックウィンの設計による100馬力の小型ガスタービン補助エンジンを搭載する。この補助動力装置はメインエンジン停止時に発電を行い、燃料を節約し、車体が発する熱と音響の減少効果が期待される。」とも噂された。しかし実際の国産エンジンは公称出力1,500馬力ではあるがエンジン容積・排気量共にMT883と同程度であり、大型の補助動力装置も搭載していない。試作車にはレンク社製自動トランスミッションが搭載されたが、量産型にはS&T大宇社と国防科学研究所が共同開発した電子制御式トランスミッションが搭載される。国防科学研究所の関係者によれば、前進6段、後進3段の自動変速を可能にすることによって変速時の衝撃を減少させ、かつ完全デジタル制御、自己診断機能により運用性が向上するという。 ところが、2009年11月、この国産パワーパックに問題が多発していることが、複数の韓国メディア報道にてあきらかにされる。問題解決の目処は不透明な状況にあり、量産車にこの国産パワーパックを採用できるかどうかは、2014年3月現在でも不明である。第1次生産分の100輌分についてはドイツから輸入したパワーパックを使用する事が決定しており、2013年10月中旬にパワーパックを搭載し起動試験を済ませ、同年11月からドイツ製パワーパック搭載車の本格的な量産体制に入る。2014年9月4日、パワーパックの国産化に成功した事が報じられた。防衛事業庁はエンジン運用を試験評価したのち、10月に試験評価を公式判定する予定であるという。ただし国産パワーパックは技術力不足により、合同参謀本部が設定した「0→32 km/h加速が8秒以内」という作戦要求性能(ROC)を満たすことが出来ず8.7秒となってしまった。そのためこのままでは軍への納品が不可能になるため、0→32 km/h加速の作戦要求性能を10秒に引き下げることになった。K1シリーズでは、深度最高2.2mの川を潜水渡河することができるだけであったが、K2はシュノーケルを使用することにより深度4.1mの河川を潜水渡河することができ、浮上すると速やかに戦闘態勢に移行できる予定である。60%の急斜面と高さ1.3mの垂直障害を乗り越えることができる予定である。平面路上において最高70km/h、不整地においては最高48km/h、0-32km/h加速は7秒以内を目標としていたが、2014年9月の時点で加速性能目標の達成は困難として0-32km/hを8秒以内と大幅に下方修正していた。尚、実際に試験された国産パワーパックの加速性能は更に悪化しており、軽荷状態である車両重量55tの条件で0-32km/hを8.7秒というスコアであった。要求性能未達ではあるが戦力化を急ぐ事もあり10月始めにROC(作戦要求性能)の更なる緩和修正と、それに伴う開発の完了の宣言、12月の二次生産分からの契約締結を図る見通しとなった。最終的に、発進加速のROCを既存のK1、K1A1戦車と同じく0-32km/hを10秒というラインまで引き下げることでこの問題は決着した。S&T大宇社製油気圧サスペンションを採用している。車体を前後左右に傾斜させる姿勢制御機能と半自動地形判断機能を有している。この姿勢制御機能により、主砲の俯角だけに頼ることなく車体を傾けることにより射界を確保できる。さらに、他の同世代戦車の主砲では見られないほどの高仰角と油圧懸架機能を結合することにより対ヘリコプター戦にも対応できるという。車長用にKCPS(韓国型車長パノラマサイト)の発展型が搭載されている。このパノラマサイトは3倍/10倍での切り替えが可能で、レーザー測距器と夜間用の高解像度赤外線センサーを装備しており、ハンター・キラー能力も有している。砲手用にはKGPS(韓国型砲手照準サイト)にロックオンした目標を自動で追尾するシステムなどの機能が追加されたものが搭載されている。操縦手用にはハイビジョン電子光学視察システムが搭載されている。C4Iデータリンク装置も搭載されており、韓国型戦術データ・リンク (TDL-K)と接続可能。GPS(全地球測位システム)とINS(慣性航法装置)を連動させた位置情報システム・敵味方識別装置・車両間情報システム (IVIS) を備えている。これらのシステムにより、近接している部隊間の迅速な調整・圧迫した状況下におけるによる自己及び部隊情報の把握・冗長な目標集束の防止・優先目標への照準等を可能にしている。デジタル訓練システムも採用されており、戦車兵の効率的な訓練と費用の削減を実現している。自動消火装置、乗員区画に対するNBC防護装置を備えている。砲塔上部に設置された8連装ランチャーから様々な弾種の弾体を発射し車両を防御する、いわゆるソフトキルタイプのアクティブ防御システム(APS)を装備している。これにより、車両前方から飛来する対戦車ミサイルからの生残性を向上させている。このシステムは国防科学研究所を中心に三星タレス社などが開発したもので、ロシアのKBM社(旧SKB)の技術援助を受けた。なお本システムの他に、車両方向に飛来するミサイル等を直接迎撃して破壊する、いわゆるハードキル型のAPSも試作車両の1輌に搭載されて1度試験された。これはロシアのアレーナAPSを更に改良したものになると喧伝されたが、ソフトキルAPSとの相互干渉、自車周辺に降り注ぐ弾片など問題が続出し、搭載は見送られた模様である。公式には、予算の都合上で一次と二次生産分の正規量産型K2への搭載が見送られたとされている。ソフトキルAPS以外にも、擲弾発射装置が砲塔上面前部の左右に少しずつ角度を変えて埋め込まれている。この発射装置はVIRSS擲弾を装填でき、使用できる弾種は発煙弾(空中で破裂し赤外線遮断効果のある土色の煙幕を張る)、近接防御弾(空中で爆発し車両の周囲に迫った歩兵を撃退する擲弾)、赤外線フレア(赤外線誘導ミサイルを欺瞞する為の囮弾)がある。トルコ陸軍は、次期戦車を外国の既存戦車をベースにして国内開発する事を決定し、パートナーとなる企業を選考、最終選考の結果ロテム社がドイツのクラウス=マッファイ・ヴェクマン社を破り、パートナー企業に選出された。新戦車はアルタイと名付けられた。2007年6月に両国間でのライセンス契約が締結され、ロテム社はトルコのオトカ社を中心とした開発グループに開発支援と技術移転を行い、2010年を目処に4輌の試作車の生産(ドイツ・MTU製エンジン搭載型など)、2012年に量産開始の予定で、生産台数は250輌になる見込みである。調達総額は約5億4,000万ドルから最大で10億ドルの予定である。しかし2011年1月、トルコは開発の遅れを理由として韓国国防庁に対して契約内容の一部解消を要求した。2012年5月、トルコの日刊紙「サバ」とサウジアラビアの現地メディアは、サウジアラビアの総参謀長がトルコを訪れ、トルコのアブドゥラー・ギュル大統領に会って20億ドル相当のトルコ戦車を購入することを決めたと報じた。 当初、第3ロット以降のエンジンとして国産の1,800馬力ディーゼルを予定しており、2013年に日本の三菱重工業との間で、トルコ国内企業との合弁会社を設立し、ディーゼルエンジンを開発する交渉が開始されたが、第三国にこのエンジンを積んだ車両を輸出することに関して、技術流出を警戒する日本側と話が折り合わず、2014年2月末にこの件は一旦棚上げとされた。

出典:wikipedia

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