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母をたずねて三千里

『母をたずねて三千里』(ははをたずねてさんぜんり)は、フジテレビ系の世界名作劇場枠で放送されたテレビアニメ。放映期間は、1976年1月4日から同年12月26日までで、全52話。原作は、エドモンド・デ・アミーチスの (『クオーレ』)中の (5月)の挿入話 (アペニン山脈からアンデス山脈まで)。1882年、イタリア・ジェノヴァに暮らす少年マルコ・ロッシが、アルゼンチン共和国のブエノス・アイレスに出稼ぎに行ったっきり音信不通になった母アンナ・ロッシを訪ねる(たずねる)ため、アルゼンチンへ自ら旅に出る物語である。南米へと向かう船に乗船するまでの日常ドラマと、渡航したのちの旅行記にストーリーは大別されるが、終始主人公の行動を客観的に描写する姿勢が貫かれており、他に類を見ない記録映画風のアニメーションとなっている。主人公(マルコ・ロッシ)は旅の途中、何度も危機に陥り、そこで出会った多くの人に助けられ(たまにマルコが助けることもある)、その優しさに触れながら成長していく。そして最終回は、途中お世話になった人々の何人かと再会を果たし、お礼を言いながらジェノヴァへの帰路に着くという流れになっており、人々の優しさと、それに対する感謝の気持ちが、物語のテーマのひとつとして貫かれている。声 - 坪井章子1995年に本作を含めた4作品を題材にした『世界名作劇場』のピコソフトがセガ・エンタープライゼス(現・セガ・インタラクティブ)より発売。本作はその1ページ目で、RPGにあたる。その名の通り、さまざまな人物との会話を交わしながら、母・アンナのいるトゥクマンを目指していく。テレビ放送継続中の1976年7月22日に、「東映まんがまつり」でTVブローアップ版が公開された(何話かは不明)。「東映まんがまつり」で「世界名作劇場」作品が公開されたのは、1972年3月18日公開の『ムーミン』(第2作)以来4年4ヶ月強振り(日本アニメーション作品では初)、また日本アニメ作品が「東映まんがまつり」で公開されたのは、本作が初である。同時上映は『アリババと40匹の盗賊』(再映)・『グレンダイザー ゲッターロボG グレートマジンガー 決戦! 大海獣』・『秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン』・『ザ・カゲスター』・『山口さんちのツトム君』(短編映画)・『宇宙鉄人キョーダイン』・『一休さん 虎たいじ』の計7本。1980年7月19日に、映像を編集したものが劇場版として公開されている。キャストはテレビ版と同じ。興行としては不振であったため、劇場公開1週間で終了した。VHSソフト、レーザーディスクで発売されたがDVD化されていない。1997年の『Dog of Flanders〜フランダースの犬』に続く「世界名作劇場のリメイク&劇場映画版」として、1999年4月に松竹系で公開された。監督は楠葉宏三。本作の特色として、冒頭に父の診療所を継いだ40歳のマルコが登場し、自身が長い道のりを辿った幼き9歳の頃を回想する形でストーリーが展開される形態となっている。主人公自身の回想で展開される形態は『連続テレビ小説』など実写ではよく見られるが、世界名作劇場としては異色のパターンである。また、背景の一部描写に3DCGを組み合わせて使用している。日本俳優連合との二次使用料をめぐる訴訟騒動で組合側から声優のキャスティング協力が得られず、ネルケプランニングがキャスティングに携わり、選定に苦労することになった。このため、キャストは1976年のテレビ版とは異なる。制作当初は120分の映像を用意していたが、上映の都合により急遽90分に短縮され制作状況が悪化、内容に余裕がなくなってしまった。エンドロールでは動画で母と共にアルゼンチンから汽車と船を乗り継いで郷里のジェノバに帰り、家族やコンチェッタ達と対面するシーンが細かく描かれ、その後壮年期のマルコが母の写真を眺めるシーンへ遷る構成となっている。作品としてはマルコの母捜しの部分が要領よく纏められていたものの、配給収入が芳しくなく、共同製作者である松竹の深刻な経営不振もあり、1996年の『BLACK JACK』(手塚プロダクション製作)から行われた松竹での旧作アニメのリメイク版企画は本作で打ち切られた。

出典:wikipedia

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