茨城県道239号粟生木崎線（いばらきけんどう239ごう あおうきさきせん）は、茨城県鹿嶋市粟生から神栖市木崎に至る一般県道である。鹿島臨海工業地帯の北部にある鹿嶋市粟生の粟生交差点から、西周りで新日鐵住金鹿島製鉄所 - 鹿島港北航路の外周を回り、神栖市木崎の国道124号の木崎西交差点に至る、物流上重要な産業道路である。1974年（昭和49年）10月4日、新規県道路線として起点を鹿島郡鹿島町（現鹿嶋市）大字粟生（あおう）、終点を鹿島郡神栖町（現神栖市）大字木崎とする区間が県道粟生木崎線（整理番号396）が路線認定された。のちの1995年（平成7年）、整理番号239に変更となり現在に至る。工業地帯の産業道路であることから、主に通勤車両や物流関係の中・大型車がほとんどで交通量は多い。普段の交通の流れは良いが、平日の通勤時間帯は大変混雑する。全線4車線で幅員は十分確保されており中央分離帯がある。最高速度制限は60km/h規制となっている。本路線は、鹿島臨海工業地帯の北側から西側の外周に位置する。唯一、鹿嶋市粟生の十二神交差点が高台に向かって緩い坂道がある以外は平坦な道路が続く。鹿島港の北航路を回り込むルートを辿るために各交差点で曲がる線形で、全体的に凸字型となっている。

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