医療福祉専門職の養成とその地位向上をめざし、「日本初の医療福祉を専門とする総合大学」として、1995年（平成7年）に設立された。医学部や歯学部を持たない大学としては珍しく大学病院を有しており、本部のある栃木県を始め、東京都、静岡県に合計4つの病院がある。卒業生（国家試験合格者）は社会福祉協議会や医療機関、社会福祉施設などの社会福祉・医療分野や、行政や企業等の分野に就職している。福岡県にもキャンパスがあるが、これはもともと今の大川市にあった眼科の医院が元になって総合病院（医療法人社団高邦会）となり、同法人が大学設置の母体となったことによる。このため、この大学と福岡にある高木学園（この大学同様、高邦会が母体）、複数の医療・社会福祉法人などとともに「国際医療福祉大学・高邦会グループ」を構成する。千葉県の成田市は「医科系大学及び成田国際空港を核とした医療産業集積構想」を策定しており、国家戦略特区構想による医療学園都市構想を提案している。この構想の一部として、医学部の設置を検討している（学内に「国際医療福祉大学医学部設置準備委員会」を設立している）。これは近年の医師不足を背景に、日本の私立大学の医学部で最も低い授業料をめざしたものである。成田キャンパスは成田看護学部・成田保健医療学部の2学部で京成本線公津の杜駅前に2016年4月開校した。以上のほか、大学院のみのキャンパスとして以下のキャンパスがあり、専攻・コース・分野・課程によっては以下のキャンパスでも授業を受講することができる。関連する法人による運営のものを含むこのほかに海外研修などで交流をしている大学や病院、研究所が複数存在する。

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