加藤 三郎(かとう さぶろう)は、アニメ『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』の登場人物。声優は神谷明(『宇宙戦艦ヤマト』『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』『宇宙戦艦ヤマト2』。ただし、『宇宙戦艦ヤマト』では第3話は野村信次、第4話は池水通洋、第8話・第10話は山田俊司)、細谷佳正(『宇宙戦艦ヤマト2199』)。実写映画版『SPACE BATTLESHIP ヤマト』での俳優は波岡一喜。ヤマトの艦載戦闘機隊隊長。直属の上官である戦闘班長の古代進に並ぶ熱血漢として、彼の性格を最もよく理解するクルーの1人であり、古代のことをしばしば「チーフ」と呼ぶが、対等以上の口をきくこともある(このことについては、声を担当した神谷はかなり抵抗があったらしく、『完結編』当時のアニメ雑誌のインタビュー記事で「三郎の時と違い、四郎は後輩なので声アテをやりやすい」と語っている)。そういった性格や口調のほか、角刈りにまとめた頭髪に細眉が特徴。死後にその任を引き継いだ加藤四郎は、性格・容姿・能力とも三郎のそれとほとんど同じ弟である。名前は零戦の名パイロットから引用したとされる。『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク作である本作では国連宇宙軍の第7航空団第810飛行隊所属のトップエースであり、後にヤマトの戦術科へ配属されて航空隊の隊長を務める二尉(二等宙尉)となっている。乗機は99式空間戦闘攻撃機のコスモファルコン。髪型は従来の角刈りのままでは真田志郎と被るため丸刈りへ変更され、左眉上には傷痕が付けられたほか、出身地は北海道、年齢は23歳とされた。また、実家は寺で、鼻歌代わりに般若心経を唱える癖があるといった設定が追加されているほか、後述の結婚式における相手である衛生士の原田真琴の衣装に文金高島田を希望する(即座に却下された)といった一面も見せる。下戸であるために酒は飲めない。第二次火星沖海戦において、1回の出撃でガミラス機を8機撃墜し、最年少撃墜王となる。その後は航空隊のトップエースとして、防空任務に就いていた。第1話から登場。地球では、コスモゼロで無断出撃して機体を大破させた古代と島大介を殴り、その際に負傷した右手を中央大病院で真琴に治療される。エンケラドゥスでの戦闘後には、コスモゼロで無断出撃した主計科士官の山本玲を咎めた際に彼女から反論された上、航空隊への転属を希望されたことに逆上してロッカーを殴ったために右手を再び負傷して真琴に治療され、「今度はロッカーですか」と呆れられてしまっている。また、ワープテストの際には困惑する航空隊隊員達の前で平然と読経しながらダーツを行う気丈さも見せたが、その後の初ワープではワープ酔いを起こしてしまい、またも治療室に行く羽目になっている。太陽系赤道祭では太田健二郎の吹聴を真に受け、托鉢僧の姿で参加する。家族と交信する気はなかったが、部下の篠原弘樹に諭されて父親の一徹と交信し、終了間際に「生きて帰って来い」と言われて交信を終える。その後、切れた画面へ礼を述べていた。エンケラドゥスでの戦闘以降には真琴から想いを寄せられており、加藤も真琴を若干気にかけるようになっている。中盤では互いにフランクな口調で話す間柄になっており、惑星レプタポーダを発つ頃には真琴から「サブちゃん」とまで呼ばれた上、沖田の病状を教えてもらうまでになっていたため、真琴との関係を山本にからかわれた際にはひどく動揺していた。その後、真琴との間に子供を授かり、結婚を決意。古代から提案された艦内結婚式については、森雪を失った彼の心情を気遣って一旦は躊躇するも彼の説得や真琴の言葉もあり、挙式に踏み切る。結婚式の最中には、祝いの言葉を述べに来た古代のことを励ましていた。
出典:wikipedia
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