安比奈駅(あひなえき)は、埼玉県川越市増形にある西武鉄道安比奈線の駅(貨物駅)である。安比奈線が営業休止中であるため、それに伴い当駅も休止されたままとなっているが、休止から40年以上が経過しているため草木による荒廃が著しく、架線柱は残っているものの、ホームや線路など駅の痕跡はほとんど失われており、事実上廃駅となっている。2016年2月10日、西武ホールディングスは安比奈線を正式に廃止することを決定し、安比奈駅も正式に廃止されることになった。沿線の住民は、(西武鉄道の土地である)レールが残っている場所も自宅の庭や耕作地として使っているが、会社側は事実上黙認している。当駅周辺に、車両基地を整備する計画があった(安比奈線復活計画を参照)。入間川で採取した砂利の運搬を目的として開業した。1963年に入間川での川砂利の採取が禁止され、安比奈線は営業休止となり、当駅も休止となった。入間川河岸から安比奈駅構内まで砂利を輸送していた軌道(軌間600mm)である。戦前の状況はよくわからない。1947年(昭和22年)頃から西武鉄道の系列会社である復興社が旧日本陸軍の鉄道聯隊で使用された車両や軌条を使用して砂利採取を開始した。使用された車両は判明している限りでは鉄道聯隊のE型タンク式蒸気機関車3両、ボギー無蓋車などで河岸から運んだ川砂利を安比奈駅構内で西武鉄道の無蓋車に積み換えていた。後に蒸気機関車はディーゼル機関車(加藤製作所製)に置き換えられた。朝鮮戦争勃発による在日米軍の物資貯蔵用地造成のため1953年に北所沢駅まで大量の砂利を輸送した。農地がいくつか点在しているものの、大半が未利用地・荒地で、民家はほとんどない。
出典:wikipedia
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