日景温泉（リニューアルオープンに向け休業中）は、秋田県大館市（旧国出羽国、明治以降は羽後国）にあった温泉。青森県との県境である矢立峠近くの天然秋田杉の林の中にあった。施設の老朽化による改修費用の捻出ができず、2014年8月で営業を終了した。その後、運営会社(株)割烹きらくが2016年冬の営業再開を目指し、新たな源泉を採掘、建物の改修工事を行っている。成分の多い湯で、その効能は高いとされる。また「東北の草津」とも呼ばれ、3日入れば治ることから「三日一廻りの名湯」として知られてきた。特に皮膚病に対する効能は高いと伝わる。日本秘湯を守る会にも属する一軒宿の「日景温泉」があり、一般部と湯治場である自炊部からなる。総ヒバ造りの男女別浴場と、日本で数少ない混浴の露天風呂があったが、現在、県からの協力が得られず廃止の予定。1889年（明治22年）、磐梯山の噴火に伴う地殻変動により湧き始めた。1893年（明治26年）に、大館地方の自由民権運動家でもあった、日景弁吉によって温泉宿が作られた。温泉名は、創業者の苗字に由来する。日景温泉HP - 【公式】白神矢立 湯源郷の宿 日景温泉

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