小野川温泉(おのがわおんせん)は、山形県米沢市小野川町(旧国出羽国、明治以降は羽前国)にある温泉。地元以外にはあまり知られていない温泉地であったが、小野小町に由来するといわれる美人湯を核に活性化を進めている。2008年(平成20年)12月に掘削した5号源泉は、泉温が35度と低い。それまで使用していた4号源泉が、80度と高温だったため、入浴施設では水を足したり、熱交換するなど、温度管理が難しかった。しかし、35度の源泉と併用することにより、源泉100 %かけ流しの浴槽が増え、温度管理も容易になった。米沢の市街地からも近く、米沢の奥座敷と呼ばれている。足湯、飲泉所近辺では、無料で利用可能な公衆無線LANもあり、その利用可能エリアは温泉街全体へ広がりつつある。毎年6月から7月には温泉街でほたる祭りが開催され、大勢の人で賑わう。温泉街には「尼湯」と「滝湯」の2つの共同浴場が、温泉街の外れのほたる公園には、有料の露天風呂(かつては無料だった)が存在する。開湯は、836年(承和3年)、小野小町が父の行方を訪ねて京都から東北に向かう途中、病に倒れた際に偶然発見したとされることによる。温泉名もこれに由来する。戦国時代には、1589年(天正17年)伊達政宗が湯治したと伝えられている。また、政宗の父伊達輝宗もこの温泉地に定宿を持っていた。米沢市郊外にあり、一般的には知名度が低かったが、旅館の若手が中心となり地域がまとまり、湯めぐりなどのシステムの導入、「そぞろ歩きお休み処」の整備を図った。さらに、東日本旅客鉄道や大手旅行代理店とのタイアップにより旅行商品の造成に漕ぎつけた。こうした活性化策が功を奏し、「そぞろ歩きのできる温泉街」として、山形県外でも次第に知られるようになってきた。尚、一連の活性化運動は黒川温泉の影響が大きく、黒川と似たような立地、経済条件だったことからそれに倣って再興策が進められた。夢ぐり手形(独楽)を購入すると、各宿のお風呂に入れる。使用後の独楽は、「独楽の里つたや」にて無料で色付け体験ができる。
出典:wikipedia
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