『地球最後の男オメガマン』("The Omega Man")は、1971年制作のアメリカ映画で、ワーナー・ブラザーズ配給のSF映画。リチャード・マシスンの小説“I Am Legend”(日本語版は『地球最後の男』、のち『アイ・アム・レジェンド』に改題)の2度目の映画化作品。2007年に公開された映画『アイ・アム・レジェンド』は、同じ原作の3度目の映画化作品である。アメリカ、ロサンゼルス。ソ連と中国の間で細菌戦争が勃発し、ほぼ全ての人類が息絶えた世界。唯一健康な状態で生き残ったのは、自らが研究/開発していた抗体ワクチンを注射したネビルだけであり、ワクチン無しでかろうじて生き残った人々は、肉体を蝕まれて肌や髪が真っ白になり、強い光にあたる事が出来ない身体になっていた。彼らは自分達を「家族」と称して徒党を組み、自分達を苦しめる元凶となった科学技術を敵視し、その担い手であったネビルにも敵対していた。ネビルは、一人で「家族」との戦いに明け暮れる日々を続けていたが、ある日「家族」では無い女性の姿を発見して追跡した。だが、ネビルは追跡先の地下の酒場で「家族」の待ち伏せにあって捕まり、スタジアムで処刑される事が決まった。しかし処刑の直前、ダッチという若者に助け出され、案内された先で、追跡していた女性であるリサと出会い、さらに8人の少年たちと対面した。細菌による症状を見せ始めていたリッチーという少年を救うために、ネビルは自分の血で血清を作成し、リッチーは回復した。その間にネビルとリサの間に愛が芽生え、彼らはより安全な場所を求めてロサンゼルスを離れることを決めた。だが、悲劇が次第に忍び寄ってきていた……。※括弧内は日本語吹き替え映画の冒頭部でネビルが観ているのは「ウッドストック・フェスティバル」の記録映画(ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間)。オメガマンの前年に、同じワーナーブラザーズで配給/公開された。「四十万人の大観衆が映る画面を一人で観るネビル」という図式によって死の世界を効果的に演出した。
出典:wikipedia
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