ダン・アダムズ（Daniel Leslie "Doug" Adams, 1887年6月19日 - 1964年10月6日）は、MLBの投手。アメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス出身。右投右打。愛称は"Rube"。米国で1913年から1915年まで活動したフェデラル・リーグでのプレイ経験を有する、数少ない野球選手の一人。セントラル・アソシエーションの二球団で、合計36試合に登板。9勝を挙げるが、20敗を喫した。前年同様セントラル・アソシエーションでプレイし、34試合で16勝を記録。一方、打撃でも11二塁打・8本塁打と長打を量産した。この年もセントラル・アソシエーションで13試合に登板。成績は6勝3敗だった。5月22日に、カンザスシティ・パッカーズのメンバーとしてブルックリン・ティップトップス戦で先発登板し、メジャーデビュー。この試合では9回を2失点（1自責点）に抑え、完投勝利を達成。自身初登板で初白星を記録した。シーズンでは先発・リリーフの双方をこなし、36試合・136.0回・防御率3.51と一定の数字を残した。パッカーズで主にリリーフとして11試合に登板した。最初の5回の登板で15失点を喫するなど打ち込まれたことが響き、8月後半以降は調子を取り戻すものの、シーズン全体では0勝2敗・防御率4.63と低調な数字に終わった。マイナーリーグので野手として37試合に出場した。しかし、78打数7安打・打率.090と結果を残すことが出来ず、この年限りで現役を引退した。10月6日、生まれ故郷のセントルイスで息を引き取った。享年77歳。

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