笹津駅(ささづえき)は、富山県富山市笹津にある西日本旅客鉄道(JR西日本)高山本線の駅である。本項では、かつて存在していた富山地方鉄道笹津線の地鉄笹津駅(ちてつささづえき)についても解説する。国鉄の駅となる前に、私鉄である富山鉄道が先に到達していた(後に廃線)。国鉄到達後も富山鉄道の後継と言える富山地方鉄道笹津線と連絡していたが、現在はJRの途中駅である。急行「のりくら」の一部停車駅であったが、現在特急「ひだ」は全て通過する。島式ホーム1面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅となっている。北陸広域鉄道部管理の無人駅であるが、駅舎内に自動券売機が設置されている。駅舎は上り線側にあり、ホームへは跨線橋で連絡する。ホーム上に待合所がある。駅前にはロータリーを備えた駅前広場がある。毎年10月中旬から下旬に行われるハロウィーン祭の開催中の期間は駅舎の隣にある芝生にカボチャでできた作品が展示される。改築前の駅舎とホームはかなり離れていた。これは駅舎北側に地鉄笹津駅があったことと、貨物営業をしていたころの名残である。改築する際に、跨線橋の長さはそのままに、駅舎(待合室)が線路寄りに設置されて駅前ロータリー用地を確保している。そのため、ホームへ行く際は駅舎に入ったあと、迂回するように跨線橋を渡る。※ホーム上にのりば番号標はないが、駅掲示時刻表では上記番号で案内されている。2005年(平成17年)に解体された先代の駅舎及び駅舎に接していたホームは、建物財産標に「大正三年十月」と記載されていた、富山鉄道が建築した建物とホームであった。富山地方鉄道笹津線の当駅は、国鉄(当時)駅とは同じ構内にあるが、構内北側にホーム、駅舎共に独立した設備を備えており、駅名も社名略称を冠し地鉄笹津駅と名乗っていた。廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅で、同線の終端駅であった。ホームは線路の東側(地鉄笹津方面に向かって左手側)に存在した。国鉄高山本線のホームとは跨線橋で連絡していた。そのほか貨物列車用の国鉄との授受線を1線、本線南富山方から東側に分岐しホーム手前で再び本線と合流する側線を1線有していた。この側線には敷島紡績笹津工場からの貨物列車専業であったデキ6500形電気機関車デキ6502号機が、運行時間以外はここに留置されていた。職員配置駅となっていた。駅舎は国鉄の建物とは別に存在し、ホームに接していた。開業時からの駅舎であった。地鉄笹津駅跡は、1998年(平成10年)時点では、笹津駅北側の自転車置場及び空地となっていた。2007年(平成19年)9月時点では空地だった場所に大沢野町(2005年(平成17年)まで)消防第二分団の詰所が建築されており、2008年(平成20年)時点、2009年(平成21年)11月時点でも同様であった。「富山県統計年鑑」「富山市統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
出典:wikipedia
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