学部は文学部と人間生活学部の2学部6学科, 大学院は人間生活学研究科の1研究科2専攻からなる。現在、北海道では唯一の4年制女子総合大学である。学校法人藤学園の運営で、1925年に創立された北海道初の5年制高等女学校である札幌藤高等女学校が起源。キャンパスは札幌市中心部の併設の中学高校と同じ敷地内にある文学部と、札幌市に隣接する石狩市花川にある人間生活学部からなる。道内の女子高等教育機関としては最も古い伝統と実績を持つ。少人数教育が徹底されており、キメの細かい教育と面倒見の良さが特徴。藤学園の創立者であるカトリック札幌教区初代教区長ヴェンセスラウス・キノルド司教の「北海道の未来は女子教育にある」との意思を受け継ぎ、キリスト教的世界観や人間観を土台として、女性の全人的高等教育を通して、広く人類社会に対する愛と奉仕に生きる高い知性と豊かな人間性を備えた女性の育成を使命としている。校名の「藤」は、校訓の謙遜、忠実、潔白の徳目を象徴したものである。文学部は英語文化、日本語・日本文学、文化総合の三つの学科を持つ。英語文化学科は、英米文学、英語コミュニケーション、言語学、英語圏の地域研究など、日本語・日本文学科は古代から現代までの日本文学以外にも、日本語学や日本の現代文化(カルチュラル・スタディーズなど)を中心にカリキュラムが構成されている。文化総合学科は、文化人類学やコミュニケーション学などを中心とする「異文化コミュニケーション系列」、国際関係論や政治学、社会学、心理学、法学などを中心とする「社会と制度系列」、日本史(とくに中世、近世、北海道史)や西洋史を中心とする「歴史系列」、宗教学や思想、哲学を中心とする「思想と宗教系列」の四つの系列を中心とした学際的なカリキュラムで構成されている。人間生活学部は人間生活、食物栄養、保育の三つの学科を持つ。人間生活学科では住居、環境、ジェンダー、開発学、福祉などを学ぶことができるほか、中学高校の家庭科教員免許の取得が可能である。食物栄養学科と保育学科は、管理栄養士や保育士などの資格取得に向けたカリキュラムを中心に学科の教育課程が編成されている。海外との交流も盛んで、人間生活学科ではフィリピン・セブ島でのフィールドワークが授業として組み込まれ、保育学科ではニューヨークの提携校での研修が行われている。また、学部が立地する石狩市を含め地域との連携、あるいは企業とのコラボレーションも活発である。毎年花川キャンパスから出荷される食物栄養学科の学生によるオリジナル・ブランドのワインは高い人気を誇っている。給付型免除型貸与型東南・東アジアカトリック大学連盟(ASEACCU)加盟校日本カトリック学校連合会日本カトリック大学連盟加盟校2012年度より、同じカトリック 教育に基づく上智大学との間で、1年間に及ぶ学生相互派遣(単位互換制度)がスタート。 石狩市と藤女子大学は、相互が協力し活力のある個性豊かな地域社会の形成および発展に寄与することを目的として、2010年に包括協定を結んでいる。----
出典:wikipedia
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