郭 建成（クォ・チェンチャン、かく けんせい、Chien-Cheng Kuo、1965年7月7日 - ）は、台湾の高雄市出身の元プロ野球選手（投手）。右投げ右打ち。高校時代は選抜チームのエースとして世界大会優勝。ソウル五輪の台湾代表選手にも選出される。栄民工程所、中華民国空軍野球部（虎風棒球隊）を経て。にヤクルトスワローズに入団。入団初年度の1989年は外国人枠の関係から一軍登板はないもののイースタン・リーグ最優秀救援投手を獲得した。に一軍デビューするも決め球である速球とスライダーは一軍では通用せず、日本では未勝利に終わり、10月4日に退団が決定した。台湾に帰国後はから中華職業棒球聯盟（CPBL）の時報イーグルスに所属し、2度の最多セーブを獲得するなど主力投手として活躍するが、に「黒鷹事件」と呼ばれる野球賭博に絡む八百長事件により逮捕され実刑判決を受ける。台湾プロ野球界から追放された郭は、出所後のに中国大陸に渡り、中国野球リーグ・天津ライオンズで現役復帰。2009年現在、これは現役選手として台湾籍選手が同リーグでプレーした唯一の事例である。シーズンは兼任コーチとしてプレーした後退団。また、2002年インターコンチネンタルカップの中国代表コーチとしても選任されている。

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