テラ(ヘブライ語 תרח)は、『旧約聖書』においてアブラハムの父とされ、また、中東地域の多くの国民の祖先であるとされる人物である。「創世記」によれば、カルデアのウルに居住していた時に、神がアブラハムにカナンの地へと移動するように命令し、テラとその家族たちもアブラハムに従って旅をした。しかし、アブラハムたちとは途中のハランの地で別れ、205歳のときハランで死亡したと伝えられる。 テラクルアーン(コーラン)に登場する、預言者イブラーヒーム(アブラハム)の父アーザルもその同一人物とされ、その本名はターリフ(テラ)だとされている。聖書の伝承とは異なり、イスラーム伝承にはアーザルが息子イブラーヒームとともに、故郷から移住したと言う伝承は無く、逆に唯一なる神への信仰を説く息子イブラーヒームを生家から追放したとされる。アーザルは偶像造りの名人で、暴君ニムロデの忠実な臣下だっとされ、終生唯一神への信仰を持つことはなかったとされる。
出典:wikipedia
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