ヤマトタケルは、日本アニメーション製作のSFロボットアニメ。1994年4月9日から同年12月24日までTBS系で全37話が放送された、後に、3年後を舞台にしたOVA『ヤマトタケル 〜After War〜』も製作された。日本神話をモチーフにしたアニメで、一部の登場人物や事物の名称も、ヤマトタケル・オトタチバナ・ツクヨミ・スサノオほか日本神話のそれに倣っている。大きくディフォルメされたキャラクターと、仏像や神像をモチーフにしたロボットのデザインは独特で、一般的なロボットアニメとは趣を異にしている。ファンタジーRPG的要素に加えて、ロードムービーのような雰囲気もあり、それは同社製作のアニメと似ているところがある。東宝映画の『ヤマトタケル』を初めとするメディアミックスの一環であり、当初は幅広い展開を予定していた。しかし視聴率は振るわず、関連商品も数点が発売中止となってしまう。そのため4クール予定だったものが3クールに短縮、後半は展開がやや急ぎ足になってしまった。しかし本作を含む『ヤマトタケル』のメディアミックス展開は、後の映画やアニメなどに大きな影響を及ぼすことになった。なお日本アニメーション制作のロボットアニメは、1976年 - 1977年放送の『ブロッカー軍団IVマシーンブラスター』(フジテレビ系)、1977年放送の『超合体魔術ロボ ギンガイザー』(朝日放送・テレビ朝日系)に次いで3作目にして17年振りだが、アニメーション制作は葦プロダクション(現:プロダクション リード)からベガエンタテイメントに切り替わった。時は25世紀。新天地を求めて地球を出発した恒星間移民船は、ブラックホールを抜ける旅の果てに、惑星イズモに到達した。地球人たちはそこで入植を開始し、イズモ人たちと共存する平和な村落が発達し始めていた。それから12年後、ヤマタノオロチの復活を目論むツクヨミの配下が平和な村を襲いはじめる。地球人入植者ヤマト夫妻の子、少年ヤマトタケルは、戦火の中で偶然に魔空戦神スサノオを発見する。スサノオに乗り込んだタケルはツクヨミの配下を撃退したものの、暴走するスサノオは開拓村まで焼き払ってしまう。村を追放されたタケルは、ツクヨミの野望を阻止するため、スサノオに導かれるように仲間たちと冒険の旅に出発するのだった。ツクヨミが生きた金属で造り上げたマシン。主に魔空戦士と呼ばれるパイロットが操縦する。鉱物等を栄養源とし、生物同様に成長、脱皮するたびに戦闘能力が強化される。自己修復も可能で、頭部が破壊されない限り再生できる。なお、鉱物(またはそれらが融けた溶岩)を摂取してエネルギーに変換するのは二次的な手段で、ツクヨミ陣営ではエネルギーチャージのシステムがある。蓄積したエネルギー以外にも、乗り込んだパイロットの精神状態・意志力でパワーレベルが変動する。なお番組登場時にはシュラノオ、タマノオ、アラノオ、ガイオウはすでに第三段階まで成長している。全高はほぼ共通で、第三段階の時点で概ね30m台(DVD-BOX同梱ブックレットから)。いずれもキングレコード(スターチャイルドレーベル)より発売。※遅れネットを含む(太字は同時ネット)。
出典:wikipedia
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