桜蔭中学校・高等学校(おういんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、東京都文京区本郷一丁目に所在し、中高一貫教育を提供する私立女子中学校・高等学校。高校からの入学者を募集していない完全中高一貫校。中学入試では女子学院中学校・雙葉中学校と共に「女子御三家」と言われている。東京女子高等師範学校(現・お茶の水女子大学)の同窓会「桜蔭会」が寄付を募り、自らの手で1924年(大正13年)設立。女性のみで女子学校を設立という、現在でもめずらしい設立形態を採る学校である。初代校長後閑キクノも桜蔭会より選出、後閑は昭和天皇の皇后、香淳皇后の教育係も務めていた。「学びと礼の心」を創立の精神として掲げ、彼女の言葉「学べや学べ、やよ学べ」も東京女子高等師範学校の校風を引き継いでいる。中学、高校で「礼法」の授業がある。聡明で思いやりのある、多方面で活躍できる女性を育成している。大学進学実績は2015年度も女子高としては依然トップクラスであるが他校との差が縮まっている。2015年度は東京大学は4人に1人程度、京都大学、一橋大学、東京工業大学、国公立大学医学部まで合わせても卒業生の約4割(現役に限れば80人強)にとどまっている。女子高にはめずらしく理系に強く、医学部や工学部の合格者が多いのも特徴であるが、国公立大学の医学部には最盛期に4人に1人であったが、2015年度現在は現役に限れば8人に1人とやや低調となった。具体的な合格者数は、2015年度の場合、東京大学が59名、慶應義塾大学が82名、早稲田大学が115名である。卒業者数は2015年度で231名である。基本は丸襟の白ブラウスに紺色のブレザーとジャンパースカート。腰には紺色の腰紐を締める。夏は半袖ブラウスに、スカートは素材が薄くなり、色もやや薄くなる。ジャンパースカートのみの着用の際には左胸に校章を付ける。冬はスカートの上に学校指定のoinという赤い刺繍入りのセーターや、ブレザーを着る。ブレザー着用の場合はブレザーの左胸にあるポケットに校章を付ける。衣替え時期の規定はなく、夏冬の制服の組み合わせであれば自由。様々な正式な式典の際には正装として校章の付いたブレザーの着用と黒長靴下(黒タイツ)を履くことが義務付けられている。校章は、桜の模様で、桜の中に旧字で櫻蔭と書かれている。大小2種類がある。小さい方は襟章で、冬用コートまたはレインコートの襟に付ける。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。