南与野駅(みなみよのえき)は、埼玉県さいたま市中央区鈴谷二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。当駅に乗り入れている路線は、線路名称上は東北本線(別線)であるが、運転系統上は埼京線として案内される。島式ホーム1面2線を持つ高架駅である。外側2線が通過線となっており、平日の朝夕ラッシュ時に当駅で通勤快速の通過待ちを行う各駅停車が存在する。ただ同様の構造を持つ戸田公園駅よりは少なく、特に夕方以降は上りの1本のみである。戸田公園駅と異なり、快速が通過線を走行する。ただし、現行ダイヤでは各駅停車が快速の通過待ちをすることはない(ダイヤ異常時はこの限りではない)。JR東日本ステーションサービスが業務を受託する業務委託駅で、指定席券売機、自動改札機設置。みどりの窓口は指定席券売機の設置に伴い、2007年10月31日をもって廃止された。ATCのシステム上、当駅に停車する上り電車はホーム進入前に25km/h以下に減速してから再加速し分岐器を通過するため、車内が大きく揺れることがある。2013年度の1日平均乗車人員は、16,348人である。旧与野市の中心市街地に位置し、快速が停車する与野本町駅よりもやや利用者は多い。近年の1日の平均乗車人員の推移は以下の通りである。鉄道が建設されるまで駅西側一面は農耕地であった。1990年代までには小規模な工場や駐車場・休耕地に変わっていったが、与野本町駅や中浦和駅と異なり、駅前から住宅地が広がる地域ではなかった。駅周辺は東口側の線路に沿う市道を除いて、生活道路と鉄道建設時に敷かれた狭道ばかりで大型車の駅前への乗り入れはほぼ困難であった。そのため2003年からは、さいたま市により17ヘクタールに上る「南与野駅西口土地区画整理事業」が着手され、坂道など高低差がある部分には盛り土によって地盤が底上げのうえ整地され、2007年に鈴谷西公園と連接させる形で駅西口に交通ロータリーの設置と、国道463号を結ぶ2車線道路の敷設が完了し、路線バスの駅前乗り入れが実現した。再開発地区の区画では、マンションやアパート、商業施設の建設が行われている。かつては台地と低地のはざまにあるため水が溜まることもあったが、嵩上げによって水害は発生していない。東口の鈴谷東公園地下にも貯水槽が整備されている。駅周辺の高架は隣接駅よりも地上高が低い分、線路上のアップダウンを抑えるために柱が高い。そのため、与野本町駅や武蔵浦和駅などと比べるとコンコースからホーム間の高さが長く、階段が非常に多くなっている。また、駅から西方向に2km強離れた国道463号沿いに所在する埼玉大学の最寄り駅でもある。2000年に、駅前高架下にジェイアール東日本都市開発により富士ガーデンが入居する「南与野駅ビル」が、2006年には東口隣接の高架下に埼京線の駅としては初となる「南与野駅医療モール」が開業している。バス停は、西口駅ロータリーと駅北側徒歩5分ほどの場所にある国道463号(埼大通り)上にある。
出典:wikipedia
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