和倉温泉(わくらおんせん)は、石川県七尾市に位置する温泉である。全国有数の高級温泉街として知られ、七尾湾に面して旅館が並ぶ。また、能登観光の玄関口でもあり、海のレジャーゾーンで知られる能登島にも近く、七尾市街にもフィッシャーマンズワーフなど見所がある。毎年1月と8月に花火大会、6月に能登よさこい祭りが開催され、宿泊客や地元の人々でにぎわう。【和倉温泉旅館協同組合加入旅館】◎和倉温泉5号8号10号13号源泉使用◎和倉の源泉ではありません【和倉温泉旅館協同組合に加入していない宿】ナトリウム・カルシウム塩化物泉。弱アルカリ性(泉源によっては中性)高張性高温泉。無色透明だが塩分は非常に強く、よく温まる。神経痛や関節痛・腰痛などに効能が高い。湧出量は、約2,618 t/日(約1,600 L/分)。開湯1200年とされる歴史の古い温泉で、傷ついた白鷺が癒しているのを漁師が発見したと伝えられる。地名の和倉とは「湧く浦」、つまり湯の湧く浦(入り江)であり、海の中から発見された。そのため、潮が退いている時でないと湯を利用することができなかったが、近世には七尾城主の畠山氏、加賀藩の前田氏によって温泉が整備され、共同浴場が置かれた。温泉地として本格的に開発されたのは明治時代になってからであり、戦後になって交通アクセスの向上に伴い、温泉街も大規模化した。高度経済成長期になって能登半島方面に観光ブームが沸き起こり、その後七尾線の電化に伴う特急乗り入れが開始し、急速に宿泊客が増加した。一時は同じ石川県内加賀温泉郷や隣県である福井県の芦原温泉と同じく歓楽要素を持っていたが今日その傾向は薄く、「日本一の旅館」と言われる加賀屋の影響もあって各旅館とも高級指向を全面に打ち出している。今日では山代温泉と並び、県内温泉地における宿泊客トップを競う形となっている。2007年(平成19年)3月に発生した能登半島地震では大半の旅館が被災しほとんどの旅館が営業停止なったが、大部分の旅館は4月1日までに営業を再開した。
出典:wikipedia
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