『さすがの猿飛』(さすがのさるとび)は、細野不二彦が1980年から1984年まで『増刊少年サンデー』(小学館刊)に連載した漫画。テレビアニメ化もされている。表向きは普通の私立高校、実は忍者を養成し、世に送り出す専門機関でもある私立忍ノ者(しのびのもの)高校が舞台。そこに転入してきた猿飛肉丸の活躍や恋の行方を描く。同校の創立者・猿飛八宝斎の孫である彼は、かなり背が低い・超肥満体・卑しいほどの大食漢・スケベと女性に嫌悪されそうな条件を揃えているが、なぜか校長の娘で幼馴染みの美少女くノ一・霧賀魔子には好かれており、周囲も羨む相思相愛の仲。彼女がピンチの時には怒りの台詞と共に豹変し、得意の忍術を駆使して大活躍する。肉丸の必殺技は、足底を地面に超高速で擦り付ける事で発生する強力な熱対流がミニ台風となる「神風の術」(女生徒のスカートめくりにも使用)と、空腹時に胃壁を振動させる事によって超音波を発生させ、敵を破壊する「胃の笛の術」。非常に個性的な登場人物の面々、ちょっとエッチなシーンが特徴のドタバタコメディー。時にラブコメの要素も踏まえている。たまにストーリー本編と関係のない番外編が挟まれるのも特徴。特にアニメ版では多くの番外編が追加されている。アニメ版は原作の話数が足りなかったためオリジナルキャラや独自の設定が盛り込まれ、原作とは大きく異なる。「アナログな忍者」を養成して世に送り出す忍ノ者高校に対し、「ハイテクな機械を駆使する近代的なスパイ」を養成するライバル校・スパイナー高校とその生徒が当初から登場している。肉丸をはじめ、忍ノ者高校をあからさまに敵対視し、色々な対決を仕掛けてくる。声はアニメ版のもの。※以下はアニメオリジナルキャラクター。1982年10月17日から1984年3月11日まで、フジテレビ系列(一部除く)で毎週日曜日19:00 - 19:30の枠にて全69話が放送された。また、2004年と2009年にはCS放送でも再放送している。原作では1話のみ登場した忍豚がレギュラーになっている、忍ノ者高校のライバル校として原作には登場しないスパイナー高校とその生徒「00893」「004989」の2人が登場する、などの違いがある。後半では「黒い旅団」と名乗る組織が現れ、これと戦うために両校が協力し合う展開となる。月刊誌連載だったため原作が不足し、アニメ版オリジナルの話や、例えば時代が戦国時代や原始時代になったり、映画のパロディだったり等の番外編が多い。放送当時ヒットした映画のパロディが多く、また、同じ原作者の『どっきりドクター』を原作にした話もあった。シリーズ構成の首藤剛志が当時『魔法のプリンセスミンキーモモ』『戦国魔神ゴーショーグン』の原案・シリーズ構成も担当していた事と、増岡弘・三田ゆう子・千葉繁など両作と本作に共通して出演している声優が多数いた事から、『ミンキーモモ』を思わせる番外編や『ゴーショーグン』に登場するブンドルなどのキャラクターに酷似したキャラクターが登場する話も制作された。番外編の本数は全体の約1/3以上に上り、終了間際には特に多い。本作の特徴のひとつである「神風の術」によるスカートめくりシーンは、実はそれほど多くないが、アニメ版はそれ以外にもパンチラや服が破れるなどの演出が多い。いわゆるサービスカットは前半に多く、後半は肉丸が神風の術を使っても、周りにいる女性のスカートの中身は見えない事がほとんどである。シングルレコードの発売元は、下記3曲ともビクター音楽産業(現・ビクターエンタテインメント)。
出典:wikipedia
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