舞鶴工業高等専門学校（まいづるこうぎょうこうとうせんもんがっこう、英称:National Institute of Technology, Maizuru College）は、京都府舞鶴市にある日本の国立高等専門学校である。1965年に設置された。略称は舞鶴高専。京都府唯一の高等専門学校であり、京都府および京都府に隣接する兵庫県からの入学希望者が多い。また、近隣の県である滋賀県には高専が存在しない為、滋賀県からの入学希望者も多く近年では入試会場を3県7会場に分けて行っている。本科4、5学年及び専攻科1、2学年は、単一の技術者教育プログラムである総合システム工学プログラムを構成し、2005年5月に生産・情報基礎工学プログラムにおいて日本技術者教育認定機構 (JABEE)の認定を受けた。校風は比較的自由であり、学校では制服は指定していない。2007年4月より1時間の授業時間が90分から50分に変更された。ただしほとんどの授業は、50×2時間の実質100分授業である。平成27年度より、それまでの2専攻制から1専攻3コース制へ制度が変更になったなお、平成27年度においても平成26年度入学生までは2専攻制となっている。

総合システム工学専攻
平成26年度以前広く工学の基礎と教養を身につけ、問題発見、解決能力、創造力、国際感覚豊かな実践的技術者を育成する。「生産・情報基礎工学」2010年4月1日現在本科 ：825名（内 留学生9名）女子 41名男子 479名学生の入寮率は全学年平均60％主に教官室・研究室・実験室、および学生課・会計課・庶務課等。1,2,3学年の教室やL.L.教室も本館にある。1階は地域共同テクノセンター。2階は物理実験室・化学実験室。3階および4階は4,5学年の教室。低学年棟という名前だが、現在は高学年の教室として使われている。完成当初は低学年が使っていた。1階に実験室3個,2階は実験室1個、情報演習室1個、CM研究室1個および講義室1個。学生用のコンピュータがあり、主に授業で使われる。授業外には個人で利用することもできる。2階が図書室となっている。図書以外に、DVD・ビデオ・CS放送を視聴可能。体育館、グラウンド、共に2つずつある。第1体育館横には武道場があり、剣道場・柔道場となっている。第2グラウンド横にはテニスコートが敷設されている。プール・クラブハウス・合宿所・マルチラボ（多目的建屋）などがある。「学生に対して、生活訓練を実施し、規律ある共同生活をとおして、学生の教養を高め、社会の秩序と倫理を重んずる気風を養い将来にわたる人間形成に資すること」を目的として、学寮・鶴友（かくゆう）寮が置かれている。寮の規模は他の高専と比較して大きい。寮は1号館から7号館で形成され、1号館は女子寮、2～3号館は主に男子1年生、4～7号館は主に男子2～5年生、専攻科生が入寮している。寮は2人部屋（3年生以上は1人部屋も希望できる）が割り当てられ、トイレ・浴場・洗濯場・食堂などを寮生全員で共用して生活する。男子は1～2年生、女子は1年生の間は全寮制（実家から通う通学生は除く）となる。それ以降は、入寮中の行動を評価した上での選考に残る事で、入寮できる（入寮希望者数に対して、学寮が不足しているため）。クラブ・同好会の参加は自由制であり、複数の部活に同時に兼部することも可能である。(但し、原則3つまで)2012年4月現在、以下のクラブ・同好会が活動中である。舞鶴高専は高等学校ではないため、主に高専間同士での大会などに参加している。3日間に渡って行われる高専祭が、規模も大きく1年で最大の行事である。4月5月11月

出典:wikipedia