『バトルホーク』は、1976年(昭和51年)10月4日から1977年(昭和52年)3月28日まで東京12チャンネル(現:テレビ東京)系で毎週月曜日19:30 - 20:00に全26話が放送された、東洋エージェンシー(現:創通)・ナック(現:ICHI)製作の特撮テレビ番組、及び作品内に登場するヒーローの名称。石川賢による漫画が『冒険王』に連載されていたが、ストーリーは大きく異なる。日本有数の武道家である楯哲舟を祖父に持つ楯彰吾、大二郎、ユリカの楯三兄妹はテロリスト集団「兇鬼の掟」の東洋支部長・紅鬼大人に祖父・哲舟を謀殺され復讐を誓う。祖父・哲舟がアメリカで修行中の頃、伝説に生きるインディアン・シャスタ族の酋長にもらった3つのゴッドトマホークを託されていた楯三兄妹はゴッドトマホークを打ち合わせることによって、伝説が生んだ不滅の戦士バトルホーク、ビッグホーク、クインホークに化身。世界を戦乱の渦に巻き込もうとするテロリスト集団「兇鬼の掟」の殺しのプロ、闇が醸した憎しみの妖精、テロル闘人と死闘を繰り広げる。永井豪が初めて実写特撮ヒーローの原作を担当した作品。当時のカンフーブームの影響を受け武芸を題材としている。トマホークを用いた豪快なアクションが特徴であったが、後半は剣が主要武器となる。「兇鬼の掟」は、当初、頭領の黄金大帝を頂点にその下に集う格闘技のビッグファイブこと五色衆(紅鬼大人、暗黒鉄人、白虎道士、緑魔夫人、青龍騎士)の存在を示唆していたが、視聴率不振などの諸事情で、予定されていた青龍騎士編が路線変更され、紅鬼大人と白虎道士を倒し、兇鬼の掟・極東支部が壊滅したところで物語が完結となった。バトルホークら3人の主役キャラクターは、同じ石川賢による漫画『快傑シャッフル』に登場する悪役「トマホーク三兄弟」を原典としている。「シャスタ族」はカリフォルニア州に実在するインディアン部族であるが、トマホークを宝とする文化はない。楯三兄妹が「兇鬼の掟」の怪人や戦闘員たちと戦い、またジェットコースターなどの遊具で楽しむ場面も登場するオープニングは、小田急御殿場ファミリーランドで撮影された。武道一家・楯ファミリーの三兄妹。父・正一郎、母・静子も武道家として世界中を旅している。三兄妹はそれぞれが胸に付けているゴッドホークを投げ三本を空中で打ち合わせる(重ねる)ことで稲光とともに化身する。そのため三人揃っていなければ化身できない。ただし、必ずしも三兄妹が投げる必要はなく、第25話でユリカからゴッドホークを奪った紅鬼大人がそれを投げたため、三兄妹を化身させてしまっている。楯三兄妹の長男・彰吾が化身する戦士。柄の部分で合体させることが可能な2本の斧を武器に、冷静沈着な判断を下しつつ戦う。楯三兄弟の次男・大二郎が化身する戦士。大型トマホークを武器に、怪力を生かして戦う。プロレス技も得意で、大魔公望やヒトライヤーをプロレス技で倒している。三兄妹の末妹・ユリカが化身する戦士。鎖でつながれた2本の小型トマホークを武器に、身軽な動きで戦う。世界各地で暗躍し、世を混乱の渦に巻き込もうと企むテロリスト集団。読みは「きょうきのおきて」。主な目的は各国の要人や大富豪などの暗殺だが、白虎道士登場以降は楯兄弟の抹殺などが目的になる。これら3マシンは、素顔の楯兄妹での移動や戦闘のみに使われ、化身後はほとんど使用しない。これは当時の変身ヒーロー物でも珍しい事である。ほか役者の左の括弧内は登場話数。その他のゲストは放送リストを参照。参照第14話は19:30 - 20:54に『国際プロレスアワー』90分特番が編成されたため、19:00 - 19:30に繰上げて放送、19:00の『迷路でデート!』は休止された。
出典:wikipedia
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