賞金王決定戦競走(しょうきんおうけっていせんきょうそう)とは、競艇のSG競走の1つ。2014年からは「グランプリ(THE GRAND PRIX)」という通称名称も用いられる。本項目では、並行して開催されるSG競走「グランプリシリーズ戦(グランプリシリーズせん)(2014年までは「(賞金王)シリーズ」)についてもあわせて記述する。1986年に創設。「グランプリ(賞金王決定戦 以下、グランプリとする)」と「(賞金王)シリーズ戦(以下、シリーズ戦とする)」が2部構成で並行して開催される。特にグランプリ優勝戦(2014年度までは「賞金王決定戦」 以下、グランプリ優勝戦とする)に進出することは、すべての競艇選手が目標とするレースとされ、最高峰の競走として位置づけられている。施行場は原則として、各競艇場の持ち回り。なお、SG競走にしては施行場の大半は住之江で開催されることが多い。グランプリ優勝戦の優勝賞金は1億円。これは1レースの賞金額としてはKEIRINグランプリに次ぐ世界2番目の最高賞金額となっている。なお、優勝賞金が1億円の大台に乗せたのは本大会の方が先であり、ギネス・ワールド・レコーズにも認定されている。トライアルを勝ち上がりグランプリ優勝戦に進出した6名の選手は、翌年のチャレンジカップ競走と賞金王決定戦競走を除く全SG競走(総理大臣杯競走・笹川賞競走・グランドチャンピオン決定戦競走・オーシャンカップ競走・モーターボート記念競走・全日本選手権競走)への優先出場権が与えられる(フライングによる出場辞退期間と重複する場合は除く)。ただし、グランプリ優勝戦で選手責任によるフライングや出遅れが発生した場合は1年間のSG選出除外となり、優先出場権も消滅する。以下は2014年現在の内容。成績対象期間(1月1日から11月30日まで)内における獲得賞金ランク上位60名を全登録選手(以下に該当する場合を除く)から選抜し、上位18名をグランプリ、19位 - 60位をシリーズ戦へ選出。6日間開催で行われる。前半5日間はトライアル競走を行い、最終日は順位決定戦とグランプリ優勝戦が行われる。使用するモーター(エンジン)は開催場における勝率上位機、および専門紙・スポーツ紙の記者が推薦したものが用意される。グランプリと同様に6日間開催で行われる。前半4日間は予選、5日目は準優勝戦、最終日はシリーズ優勝戦が行われる。予選3日目からは、グランプリのトライアル1で敗退した6名も加わる。トライアル1敗退者は得点をシリーズ戦に持ち越すが、得点の不利を補うため、3日目に敗退者6名で「シリーズ復活戦」を行う。優勝賞金は、出典に明記されているもののみ記載する。
出典:wikipedia
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